ダニエル・ラドクリフ、「新型コロナ陽性」デマに理解示し「いい人すぎる!」と同情の声
ダニエルは続けて、「僕はいつも病人みたく見えるから、みんなだまされるだろうけど。僕、すごく青白いから」と、自分がデマの標的にされた理由を推測していた。
「きみのTwitterアカウントがハッキングされたという説もあるけど」という問いには、「BBCのフェイクアカウントが発信元だったみたいだよ。だから多くの人が目にしてしまったんだよ……ネットの世界って、そういうものだからね」と答え、「でも、『コロナウイルス陽性になった有名人第一号』に僕を選んでくれて光栄だと思ってるよ」と冗談まじりに、気にしていないと語った。
もともと色白のダニエルだが、やせたり、無精ひげを生やしたりするたびに、「悪い病気に罹患したのでは」とファンに心配されている。今年1月に英人気トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー』にゲスト出演した際には、「ニューヨークの路上で買い物をする彼女を、犬と一緒に待っていた時に、ホームレスに間違われて5ドルを恵んでもらったことがある」という話を披露。「いい服を着てたつもりだったけど。もっと頻繁に、ひげを剃らなきゃな」と笑っていた。
子どものころから出演していた代表作『ハリー・ポッター』シリーズ卒業後に、「自分は落ちぶれてしまうのではないか」という恐怖心からアルコール依存症になったこともあり、彼の健康状態を気遣うファンはとても多い。そのため、肌の色が異様に青白く見える写真に「病気か?」と反応してしまうようだ。
そんなダニエルだが、今回のインタビューでは声に張りがあり、元気に軽快なトークを繰り広げていた。今回のデマも「光栄」と発言するなど余裕たっぷりで、精神状態も良好なようだ。
ダニエルがラジオでこの発言をした日、新作映画でオーストラリアに滞在していたトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンが新型コロナウイルスに感染したことを公表。「新型コロナウイルスに感染した世界的な有名人第一号」となった2人は現在隔離されており、インスタグラムで「手厚いケアを受けている」と写真付きでファンに報告しているが、こちらは「ガチで顔色が悪い……」「かなりしんどそう」と心配する声が多く上がっている。
また、先週ずっと体調が悪かったというモデルのハイディ・クルムは、念のためにPCR検査を受け、現在結果待ちであることをインスタグラムで公表。ツアーから戻ってきた16歳年下のミュージシャンの夫も体調が悪く、現在2人は接触しないよう生活していることも明かし、窓越しに夫とキスする動画を投稿して大きな話題となっている。
ダニエルは至って元気なようだが、移動が多く、不特定多数の人々と接する機会が多いセレブの感染は今後も増えるのではと予想されている。