ダニエル・ラドクリフ、「新型コロナ陽性」デマに理解示し「いい人すぎる!」と同情の声
現地時間3月10日、Twitterで「新型コロナウイルスに感染した世界的な有名人第一号」というデマを流された、俳優のダニエル・ラドクリフ(30)。
事の発端は、アイコンに英「BBCニュース」のロゴを使い、「BBCニュース・トゥナイト」と名乗ったフェイクアカウントが、「速報:ダニエル・ラドクリフがコロナウイルス検査で陽性。感染を認めた最初の有名人となる」と投稿したこと。メディア関係者を含む大勢がだまされ、Twitter上にはファンらがダニエルの容体を気遣う内容が次々と投稿された。しかし、ダニエルの代理人がすぐ「事実ではない」と否定声明を出した上、フェイクアカウントのフォロワー数がわずか125人だったために、「デマだ」と気づいた人が多く、世界中に拡散される前に収束した。
これまでにも数多くのセレブたちが偽の死亡ニュースを流され、セリーヌ・ディオンら複数のセレブは「腹が立つ」と怒りをあらわにしている。しかし、ダニエルは自分が標的になったことに理解を示し、ネット上で「いい人すぎる」「またこの手のデマの標的にされないといいけど」と同情を集めているのだ。
デマを流された翌11日、オーストラリアのラジオ番組『Smallzy’s Surgery』に電話出演したダニエルは、番組DJから「どうしても質問したいことがあるのですが……コロナじゃないですよね?」と聞かれ、「実は昨日、舞台のヘア&メイク室に入った瞬間、メイクアップアーティストから、『あなたがコロナに感染したって、うちのめいがテキストメッセージを送ってきたんだけど』って言われてね。『え、なんて!?』」とデマを聞いた瞬間を振り返った。
「『本当よ。うちの17歳のめいがこれを送ってきたの』って、メッセージに書かれていたツイートを見せてくれて。そのツイートっていうのが、『ダニエル・ラドクリフはコロナウイルス陽性になった有名人第一号』とかいう内容で、『はぁ、なにこれ!?』ってなったんだよ」