『知らなくていいコト』最終回10.6%で自己最高記録も、結末に「あり得ない」と不満続出!
吉高由里子主演の連続ドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)が3月12日に最終回を迎え、平均視聴率は自己最高となる10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。しかし、ドラマの“結末”に、ネット上では不満の声も寄せられているようだ。
「同作は、主人公の週刊誌記者・真壁ケイト(吉高)が、自身の父親は殺人犯・乃十阿徹(小林薫)かもしれないと知り、その可能性に翻弄されながらも、真相を追求していくという“お仕事系ヒューマンドラマ”。また、その“出生の秘密”が原因で、結婚を予定していた同僚記者・野中春樹(ジャニーズWEST・重岡大毅)と破局したケイトが、元交際相手ですでに“妻子持ち”となっていたカメラマン・尾高由一郎(柄本佑)と再び惹かれ合っていくという不倫展開も、見どころの一つとなっていました」(芸能ライター)
ネット上では視聴者から「尾高さんがカッコよすぎる!」「子どもっぽい野中との対比で、尾高さんの大人の色気がすごい……!」などと声が上がり、“尾高さん人気”も爆発。昨今、“不倫ドラマ”は嫌われる傾向にあるが、「尾高さんとケイトなら許す」「最後は尾高さんとケイトが幸せになってほしい」という書き込みも続出していた。
「そのため、最終回は“ケイトと乃十阿の真実”に加え、“ケイトと尾高の関係”にも注目が集まっていました。しかし、結局、乃十阿は最後まで何も語らず。一方、離婚に踏み切った尾高からプロポーズを受けたケイトは『一緒に生きていきたい』と言いながらも、『尾高さんには子どもを見捨てないでほしい』『後戻りして。子どもを手放さないで』などと訴え、プロポーズを断りました」(同)
しかし、これまでケイトと尾高はさんざん密会を重ね、キスやハグなどを繰り返してきただけに、ネットユーザーからは「ケイトは今さら何? 土壇場で綺麗事かよ」「あれだけイチャイチャしておいて、そんなのあり得ないわ!」「奥さんと離婚までした尾高さんがかわいそう……」といった落胆、また不満の声が噴出した。
「ちなみに、視聴率は全10話中3話しか2ケタ台に届かず、全話平均も9.4%とあと一歩及びませんでした。いくら不倫ドラマのわりに“受け入れられていた”とはいえ、やはり『倫理的に見ていられないドラマだった』という視聴者もいた様子。不倫描写がなければもう少し数字が伸びたのかもしれません」(同)
しかし、同作では柄本が確実に株を上げたほか、みるみるうちに“闇落ち”していく野中を演じた重岡についても、ネット上で「最近のジャニーズにしては目を見張る演技力」「素晴らしい“怪演”ぶりだった」と高評価を得ている。全話平均視聴率は2桁の大台には届かなかったものの、存在感をアピールできた俳優陣にとっては「良い結果」と言えるのではないだろうか。