『水ダウ』演出・藤井健太郎氏、「コロナにかかりにいく」企画案が炎上も……TBS局員が「擁護」するワケ
TBSの人気バラエティ『水曜日のダウンタウン』の演出を手掛ける藤井健太郎氏の“企画案”に関するツイートが、ネット上で批判にさらされている。投稿直後から徐々にバッシングが強まっていき、現在ではTBSに対して不信感を抱くコメントも散見されるが、局内での反応はどういったものなのだろうか。
藤井氏は3月8日、Twitterに「出来ないけど『コロナに積極的にかかりにいく』って企画、毎日YouTubeに上げたら盛り上がりそう。で、めちゃくちゃ頑張っても結局かかれないってオチがベスト」と、新型コロナウイルス感染症が絡む企画案の投稿をした。
「当初は、ブラックジョークとして、好意的なリプライもありましたが、翌日には『藤井さんファンだけどさすがに笑えない』『撤回すべきでは』などと、批判の声が圧倒的に多くなっています」(芸能ライター)
その後、このツイートは削除されたものの、10日になっても藤井氏やTBSへの批判は鳴り止まない状況だ。
「あえて“炎上”を狙ったような攻めた企画を仕掛けることも多い藤井氏がまいた火種だけに、局内からは『今回のガチ炎上は見越せなかったのか?』と不思議がる声が出ています。テレビ業界、お笑い芸人にもシンパが多い藤井氏は、TBSのバラエティを担う“最後の砦”と言われており、同期からも『TBSきっての変態』と称されている人物。そのため、『この炎上騒動が番組制作に悪影響を及ぼさなければいいが』と漏らす者もいます」(TBS関係者)
昨年、TBSのバラエティはヤラセや過剰演出の発覚が相次ぎ、『クレイジージャーニー』『消えた天才』の2本が打ち切りとなっている。
「藤井氏の投稿に対する批判コメントを見ていると、『だからTBSはダメなんだ』というような声もありますが、逆に局側からすれば、藤井氏はヤラセもブラックジョークも、きちんとバラエティに昇華できる唯一無二の存在。新型コロナウイルスの影響で、制作現場にも多大な影響が出ている状況だけに、そのフラストレーションが、ああいった過激な投稿につながってしまったのかもしれませんが……」(同)
当該ツイートの削除後、藤井氏からこの件についての発信は何も行われていないが、投稿の真意が本人から語られることはあるのだろうか。