失踪した中国人女優のその後……巨額脱税、愛人・妊娠疑惑が噴出するファン・ビンビンの今
2018年の7月頃から公の場所から姿を消し、「失踪」を報じられていた中国の女優・ファン・ビンビン(范冰冰)。同年の10月に、脱税で中国当局から厳重注意を受け、約150億円の罰金と追徴課税の支払いを命じられと報じられ、日本のメディアでも大きく取り上げられた。あれから1年以上たった今、彼女はどのような人生を歩んでいるのだろうか。
失踪報道から約1年、ビンビンは中国版ツイッターWeiboで、3年以上交際していた婚約者との破局を告白。理由は明かされなかったが、政府の監視下に置かれるほどの脱税事件を起こしたこと、そしてそれが有罪判決であったことが決定的な理由ではないかと中華圏のメディアは推測している。
仕事面でも人気は以前のようには回復せず、現在は海外メディアのインタビューにたまに露出するほかには、これといった活動はしていないと言っても過言ではない。中国芸能界への完全復帰はできていない状態だ。
そんな中、ネット上では彼女が73歳の大御所中国人俳優・ワン・シュエチー(王學圻)と同棲しているのではないかといううわさが再燃した。ワン・シュエチーの妻は1998年から2006年まで国外で仕事をしており、夫婦は別居を続けている。そのため、離婚の危機だと言われ続けているのだが、なんの進展もないまま今に至っている。
一方、ビンビンは映画『麥田』(09年公開)でワン・シュエチーと初共演。その後、再度共演した『孫文の義士団』(同年公開/原題:十月圍城)で仲を深め、「愛人」ポジションに収まったのではないかと、当時のメディアはこぞって報道していた。
このうわさについて、本人は否定しているが「絶対に愛人だ!」「大御所に取り入って芸能界での地位を固めようとしている!」という声は絶えなかった。実際、出演した番組やインタビューで親しげな様子を見せたほか、2人が仲睦まじく手をつないでいる写真がスクープされたことから、「ビンビンが無理やりワンと妻を離婚させようとしている」と見る者も少なくない。一時は沈静化していた不倫ゴシップが、ビンビンの脱税および雲隠れをきっかけに再燃したのだ。なお、彼女の事務所は今回もこれをきっぱり否定。しかし、いまだに疑惑はくすぶり続けている。