ジャニーズJr.、LINEスタンプ販売もファン不満爆発……「なんでスノスト?」「買う気ゼロ」の声続出
昨年1月に設立され、元タッキー&翼の滝沢秀明氏が代表取締役社長を務めている、株式会社ジャニーズアイランド。主に「ジャニーズJr.の育成」や、タレントおよび作品のプロデュース会社として誕生したもので、同年中にはJr.公式エンタメサイト「ISLAND TV」がオープンしたほか、東京・渋谷にJr.専門のショップ「Johnnys’ ISLAND STORE」を作るなど、Jr.のための事業を拡大中だ。その一方で、“現役Jr.”の扱いや商品展開をめぐって、ファンから不満の声が続出しているという。
昨年3月1日に開設された「ISLAND TV」は、Jr.たち自身が撮影した楽屋の様子など、オフショット動画が満載のサイト。YouTubeの「ジャニーズJr.チャンネル」に参加している少年忍者、Travis Japan、7 MEN 侍、美 少年、HiHi Jetsはもちろん、YouTube未出演の関西ジャニーズJr.や、グループ無所属のJr.の動画も公開しており、多くのファンから支持を得ている。
「ISLAND TV」だけでなく、西武渋谷店に実店舗を構える「Johnnys’ ISLAND STORE」に加え、7月にはオンラインショップ「Johnnys’ ISLAND STORE ONLINE」も始動。こうしてジャニーズアイランド社は、Jr.ファンに向けて、次々と利便性の高いサービスを提供中だが、最近は否定的な意見も増えているとか。
「その一因となっているのが、今年1月にCDデビューしたSixTONESとSnow Manの存在です。CD発売から2カ月がたとうとする今でも、彼らは『ISLAND TV』に名前がありますし、特にSnow Manは頻繁に動画を投稿しているんです。YouTubeの『Jr.チャンネル』は昨年までにそれぞれ卒業し、SixTONES・Snow Manともに個別のアーティストチャンネルを持っているだけに、『スノストはデビューしたのに、いつまで「ISLAND TV」にいるの?』『「ISLAND TV」にいる限り、スノストがJr.扱いされてる感じで嫌だ』などと、ファンから疑問の声が上がるようになりました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな折、「ISLAND TV」の開設1周年を記念して、同サイトの“案内人”を務めるキャラクター・ジェジェのLINEスタンプが3月5日より販売開始となった。スタンプのタイトルは「ジェジェくんファミリー」で、説明欄には「SixTONES、Snow Manと一緒にトークで盛り上がっちゃおう!」との記載が。スタンプの種類は、ジェジェともう一つのキャラクター・ジェミーをはじめ、卵をモチーフにしたSixTONESのキャラクター「黒音(クローン)」と、Snow Manの「素能 玉雪」がメインで、Travis Japan、HiHi Jets、7 MEN 侍や関西Jr.のキャラクターは用意されていない。
ジェジェのTwitterアカウントでは、3月1日にスタンプの販売を告知していたものの、フタを開けてみたらSixTONES、Snow Manがメインの展開だったため、Jr.ファンは「スノストのキャラがメインだから、買う気はゼロ」「Jr.コンテンツのスタンプがデビュー組ってどういうこと!?」「ほかのJr.のスタンプがあると思って期待してたのに……なんでそんなにスノストを贔屓するの?」と、ショックを受けている。
今回の件をきっかけに、ネット上には「スノストはもうJr.じゃないのに、なぜ『ISLAND TV』に動画を載せたり、スタンプができるの?」「デビュー組とJr.の線引きをしっかりして!」といった不平不満が相次いでいる。さらには、「そもそも卵のキャラクターに需要がない。なんかセンスがズレてて残念」「卵じゃなくて実写のスタンプがほしかった!」など、デザインへのダメ出しまで散見される。
「デビュー組のグッズ販売は、原宿・愛知・大阪・福岡にある『ジャニーズショップ』や、『ジャニーズショップ オンラインストア』で行っているにもかかわらず、SixTONESとSnow Manは、まだJr.が主軸の『ISLAND STORE』で取り扱っています。一方、オリジナルグッズのアクリルスタンド、フォトハンガーといった商品は、7 MEN 侍や、関西Jr.のLil かんさい、Aぇ!groupバージョンなどが製作されておらず、『SixTONES&Snow Manのスタンプを作るよりも、先にやることがあるのでは?』という指摘もあります。Jr.専門のサイトやショップなら、現役のJr.グループに注力してもらいたいと思っているファンが多いのでしょう」(同)
滝沢社長とジャニーズアイランド社の方針にブーイングが起こる中、2年目はJr.ファンが喜ぶような動画配信、商品開発に期待がかかる。