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関ジャニ∞・大倉忠義、グループ内“格差”を嘆く!? 「カメラに映らない」「発言権ない」と文句

2020/03/03 14:48
華山いの(ライター)
一応全員「ボーカル」でもあるんだけどね

 関ジャニ∞がさまざまなアーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。3月1日の放送には、シンガーソングライターのさかいゆう、ギター・関口シンゴ、ベース・Shingo Suzuki、ドラム・mabanuaからなる3人組バンド・Ovallをアーティストゲストに迎え、「リズム隊特集」が行われた。

 関ジャニ∞の“リズム隊”といえば、ベースの丸山隆平とドラムの大倉忠義だが、番組冒頭から「地味な2人で……」と自虐する大倉。なんでも「(歌番組などで)カメラに抜かれる機会が圧倒的に少ない」らしく、ボーカルやギターと違い、目立つ機会が少ないと不満な表情を見せていた。大倉がドラムとベースがカメラに抜かれるのは「2回ほど」だと愚痴を言うと、村上信五から『ミュージックステーション』(同)に出演した際も「よく言ってる」と、暴露されていた。

 とはいえ、ベースやドラムは曲の雰囲気を作ったり、盛り上げたりするのには欠かせない存在だという。そのせいか、mabanuaは「盛り上がらなかったら、だいたい自分のせい」だと周囲から怒られるそうで、大倉は手を叩いて大爆笑し「わかる!」と共感。さらに、トークゲストのアンタッチャブル・山崎弘也から「ドラム側からボーカルの人に『もうちょいあそこはこうしてくれない?』と言う権利はないんですか?」と質問が飛ぶと、大倉は「権利はないですよね?」とmabanuaに同意を求め、ドラム同士何か通じ合ったのか、2人はまたも大笑い。バンド内にある“パワーバランス”の存在をうかがわせた。

 一方で、丸山のベース技術について、Shingo Suzukiは「いろんなピッキング奏法があるが、どれもしっかり弾き切っている。それって簡単なようで意外と難しい」と大絶賛。すると、なぜかギター担当の安田章大が「ありがとうございます」と頭を下げ、丸山はキョトン。ここでもギターとベースにおけるバンド内の関係性が垣間見え、スタジオの笑いを誘っていた。

 番組後半の「ジャムセッション」では、ベースを丸山、ドラムを大倉が担当し、さらにOvall、さかいゆうを加えたツインベース&ツインドラムで、スティーヴィー・ワンダーの「Superstition」(1972年)を披露。「リズム隊特集」ということで、今回は大倉と丸山がよくカメラに抜かれたのだが、スタジオでのトーク中、大倉が「『目立たない、目立たない』って言いましたけど、意外とそういう性格になってくるというか、ずっとやってたら。だからあの……そんなに(カメラに)抜かれても困る」と告白する場面も。

 とはいえ、放送を見ていたファンからは「リズム隊がいっぱいカメラに抜かれててうれしい!」「大倉くんのハニかみがかわいい~! もっと映ってもいいぐらい!」「さすが『関ジャム』様! リズム隊をたくさん映してくれてありがとう!」など、歓喜の声が多数寄せられていた。本人たちは恥ずかしいかもしれないが、ファンのためにも、ぜひ貪欲にカメラを求めてほしいものだ。

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2020/03/03 14:48
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