【サイゼリヤ】「アラサー女子」が500円で“サイゼ飲み”! 管理栄養士が選ぶおすすめおつまみ4品
「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
第4回:コスパ&栄養バランス最強メニューで“ひとり飲み”がしたい! 「アラサー女子ファミレス放浪記」~サイゼリヤ編~
ひとりで気軽に入れて、メニューもバラエティに富んでいて、その上コスパが最強――そんな夢のような場所といえば、「サイゼリヤ」でしょう! ファミリーレストランではありますが、おいしいワインが安く飲めるということで、お酒好きの人にも人気ですよね。自身も「サイゼ飲み」大好きだという川村先生が、いつも以上に熱を込めて、“アラサー女子”のひとり飲みにピッタリなメニューを教えてくれました。
――お酒を飲むとき、やはり「おつまみ」が欲しくなりますが、どんなメニューを選べばいいですか?
川村郁子氏(以下、川村) アルコールを分解するためには、アミノ酸やビタミンB群が必要になります。そのため、これらの栄養素を含む食材が使われているおつまみを選ぶといいでしょう。アミノ酸やビタミンB群は、チーズや豆類、肉類や魚介類に含まれています。
さらに、亜鉛もアルコールを分解する過程で重要な働きをします。卵や粉チーズなど、サイゼリヤのメニューによく使われている食材にも、亜鉛が含まれています。低価格なだけでなく、栄養価も満たすおつまみが多数用意されているので、サイゼリヤは“高コスパ”といえます!
――サイゼリヤの場合、アルコールは主にワインとビールが用意されています。川村さんから見て、どちらがおすすめですか?
川村 赤ワインは100gあたりの炭水化物量が約1.5g、 白ワインは約2gですが、これと同じ量のビールは炭水化物量が3.1gにもなります。糖質を控えつつお酒を楽しみたいなら、ビールよりワインを選ぶのがおすすめですよ。
とはいえ、ワインも飲みすぎは禁物。厚生労働省の「飲酒のガイドライン」によると、 日本人や欧米人の疫学的データにより、1日のアルコール摂取目安は「20g程度」とされています。これは「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チュウハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」に相当し、ワインであれば「グラス2杯弱」です。コスパがいいからといって飲みすぎず、1~2杯にとどめておきましょう。また、お酒を飲むときにお水を一緒に飲むと、アルコールの分解を助けられますよ。