徳井義実、復帰前にクリアにすべきだった3つの問題点! 「会見でのウソ」「ドバイ移住」に触れず
昨年10月23日、7年間で総額約1億2000万円の所得隠しと申告漏れが発覚したチュートリアル・徳井義実。同26日から芸能活動を自粛していたものの、2月24日から活動を再開すると発表した。しかし、ネット上には批判も多く、一部業界関係者からは「復帰するには、クリアになっていない点が3つある」という指摘が上がっているようだ。
「徳井は、2009年に設立した個人事務所『株式会社チューリップ』を通して吉本興業からのギャラを受け取っていましたが、16~18年にわたる所得を一切申告していなかった。これによって、総額約1億2000万円の所得隠しと申告漏れが明らかになり、報道が出る前に納税と修正申告を済ませていたものの、世間から大バッシングを浴びました」(スポーツ指揮者)
吉本興業から芸能活動再開が発表されると、ネット上には「早すぎる」「テレビに出てきても、笑えない」とのコメントが続出している。
「一部マスコミは、『しゃべくり007』(日本テレビ系)でテレビ復帰すると言っていますが、実際はまだ何も決まっていないそうです。世間の風当たりが強い上に、業界内でも『こんな状態で復帰?』と疑問視されています」(テレビ局関係者)
関係者の間では「復帰するなら、最低限これくらいはするべきだった」と言われているポイントがあるという。
「1つ目は、復帰発表後に記者会見を行うべきでした。昨年10月の謝罪会見で、『ルーズさ』や『怠慢』といった言葉を使い、一連の騒動は故意ではなかったと主張しましたが、その後の報道によって、会見時に『しっかり申告していた』と明言した時期も、国税局から所得の無申告を指摘されていたことが発覚。こうしたウソが原因で、批判が加速したのは明白なので、Yahoo!ニュースに掲載された“単独インタビュー”で活動を再開させるのではなく、再び会見を開き、報道陣の追及を受け、ウソをクリアにすることが必須だったと思います」(同)
2つ目は、「『ドバイ移住願望』の説明をすべき」(同)という点だ。
「徳井は14年8月放送のラジオ番組『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(KBS京都)で、“租税回避地”であるドバイへの移住願望を口にしていました、『他人の受け売りを適当にしゃべっていただけ』という見方もありますが、ネット上では『税金にルーズな人が、租税回避地には詳しいって違和感……』『やっぱり確信犯的な脱税だった?』などと言われていただけに、きちんとその説を否定する必要がありました」(別の局関係者)
また、徳井は復帰インタビューで「去年の11月から税理士さんは新しく東京の人に変わっています」と回答したが……。
「3点目は再発防止策を徹底すべきということ。一部報道によれば、優秀な税理士とのことですが、徳井にはもともと税理士がついていたのに『連絡がきても、放っておいた』ため、このような問題に発展してしまったんです。それだけに、敏腕税理士との契約するのではなく、自分の会社に“常駐”する経理スタッフを雇用するくらいしないと、意味がないでしょう」(同)
こうした問題が何も解決されないまま活動再開となった徳井だが、テレビ復帰はいつになるのか。