ベン・アフレック、元婚約者J.loと「ずっと連絡を取ってる」と告白! “ベニファー”ファン歓喜
長年苦しんでいるアルコール依存症について赤裸々に語った米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューが話題の俳優、ベン・アフレック。そのインタビューで、16年前に婚約を解消した歌手ジェニファー・ロペス(以下、J.lo)について、「ずっと連絡を取り続けてきた」と明かしていたことが判明し、「ベニファー」ファンを喜ばせている。
これは、インタビュアーを務めたモデルで女優のブルックス・バーンズが、Twitterで「記事には掲載しなかった話」として伝えたもの。J.loの話題になった際、ベンが「今年のアカデミー賞に『ハスラーズ』(J.lo主演)がノミネートされるべきだった」と強く主張し、「彼女は本物のクリエイターだからね」と称賛。「彼女とは定期的に連絡を取り合っているんだ。すごく尊敬してる人なんだよ」と告白したという。
ベンとジェニファーは、ゴールデンラズベリー賞を独占した、駄作中の駄作として名高い『ジーリ』(03)で共演。米映画評論サイト「ロッテン・トマト」では、評論家支持率がわずか6%しか得られなかった史上最悪の映画ともいわれる同作は、オスカーを2度も獲得しているベンにとっては『バットマン』以上の黒歴史だが、この撮影を通して2人は急接近し、交際を開始。ジェニファーと2番目の夫クリス・ジャッドの離婚が成立した02年7月に、公の場でキスをして、関係をオープンにした。
美男美女カップルをファンは「ベニファー」と呼び、交際を応援。ベンは、J.loの33歳の誕生日に40万ドル(約4,400万円)を超える高級車ロールス・ロイス・ファントムを気前よくプレゼント。02年11月には、250万ドル(約2億7,500万円)するハリー・ウィンストンの6.1カラットもあるピンクダイヤモンド・リングを渡してプロポーズ。この婚約指輪に似合うからと、40万ドルのダイヤモンドとトパーズの指輪までプレゼントした。
しかし、ベンがストリップクラブやカジノに繰り出したなどと報じられるようになり、「ベンはまだ結婚する覚悟ができていない」と叩かれるように。結局、04年1月にベニファーは破局してしまった。
セレブの中にはマライア・キャリーのように破局後、高価な婚約指輪を相手に返すことを拒否する者もいるが、ジェニファーはベンにもらった高額のプレゼントは全て返しており「いい女」だと株を上げたものだった。
破局から5カ月後、ジェニファーは失恋の傷を癒やしてくれたサルサ歌手マーク・アンソニーと電撃婚をし、双子をもうけた。ベンも同年10月には映画『デアデビル』(03)で共演したジェニファー・ガーナー(以下、ガーナー)との交際を公にし、05年6月に結婚。2女1男に恵まれた。女優業より子育てを優先し、ハリウッド随一の母親とたたえられるようになった妻にベンは深く感謝し、13年のゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞の授賞スピーチでは「愛してる。きみはオレのすべてだ」と述べ、理想の夫婦だと話題を集めた。
が、15年6月に、ベンと子どものナニーとの浮気疑惑が持ち上がり、2人は離婚すると発表。今回の「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで、ベンはガーナーとの結婚生活の破綻に伴い酒量が増えてしまったこと、そのせいで夫婦仲がさらに悪化し、ますますアルコールに依存したことを激白。離婚を「人生最大の後悔」と表現するなど、つらい胸の内を激白している。
ガーナーは離婚報道後、「実は何カ月も前から別居してた。ナニ―とのことは『何やってるの?』って感じだったけど、離婚の原因じゃないのよ」「ベンは私にとって生涯愛する人。カリスマ性も思いやりもある人なの。複雑な人間でもあるけどね」とベンをかばう発言をし、「最高な嫁を手放した大馬鹿者」だとベンは叩かれた。
ガーナーは、離婚後もベンの母親と仲良く出かけ、子どもを連れてベンと一緒に外出することも。そんな彼女の愛情と懐の深さに触れるたびに、「離婚しなければ」という後悔の気持ちが深まったのかもしれない。
一方、J.loも、14年に発売した自叙伝『True Love』で、ベンとの別れについて「まるで胸が引き裂かれ、心臓が引きづり出されたような痛みを感じた」と回想。ベンを恨むような言葉は一切書かなかった。
再び「ベニファー」カップルを期待する声も多数上がったが、ジェニファーは17年から元プロ野球選手アレックス・ロドリゲスと交際を開始。昨年婚約し、お互いの子どもたちとの関係も良好で、現在幸せのピークにいる。
一方のベンは、ブロンド美女らと交際したものの長続きせず。アルコール依存症克服のためのリハビリ治療を受けたり、映画作りに力を入れるなど、公私共に生活を立て直そうと奮闘中だ。ここ数年、精神状態が不安定とファンを心配させているが、魅力的な2人の女性に愛されていたことを誇りに、本格的にカムバックしてほしいものだ。