本当に終わるのね……

人気海外ドラマ『クリミナル・マインド』リード、最終回直前のSNS投稿が「涙出てくる」と話題

2020/02/21 20:00
堀川樹里(ライター)
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』公式サイトより

 米「CBS」局で2005年9月に始まった、人気ドラマシリーズ『クリミナル・マインド FBI行動分析課(以下、クリミナル・マインド)』。ファイナル・エピソードが現地時間2月19日に放送され、15年の歴史に幕を閉じた。

 07年に、伝説のプロファイラー、ジェイソン・ギデオン役を演じていたマンディ・パティンキンが、「毎回女性がレイプされたり殺されたりするような番組内容が、自分の精神や人格に悪影響を及ぼす」として突然降板。10年に、局の幹部が制作側に「もっと若い女優を出せ」と命じ、A・J・クック(ジェニファー・ジャロウ役)とパジェット・ブリュースター(エミリー・プレンティス役)を突然解雇(その後、ばらばらにカムバック)。16年には、口論した脚本家の足を蹴ったとして、チームのリーダー、アーロン・ホッチナーを演じていたがトーマス・ギブソンが解雇されるなど、主要キャラクターが続々と降板。16年には、人気が高かったデレク・モーガン役のシェマー・ムーアが番組を卒業し、「さすがにもう持ちこたえられないだろう」「そろそろ潮時か」とウワサされたものだった。

 そんな『クリミナル・マインド』がシーズン15まで続く長寿ドラマとなった背景には、シーズン1から活躍し安定した人気を誇っていた、マシュー・グレイ・ギュブラー演じるスペンサー・リードと、カーステン・ヴァングスネス演じるペネロープ・ガルシアという個性的なキャラクターの存在が大きかったといえるだろう。

 一見FBI捜査官には見えないクセの強い役を演じたマシューとカーステンは、ファイナル・エピソード放送前、ファンの気持ちに応えるかのようにSNSを頻繁に更新。その中でも最終回当日の19日にマシューが投稿した写真とメッセージが切なすぎると大きな話題を集めた。

クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン13 コレクターズ BOX Part1