『恋つづ』2ケタ視聴率キープに業界騒然! 一方、上白石萌音には批判の声鳴りやまず
上白石萌音が主演を務める連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)が、「下馬評を覆す形で2ケタ視聴率をキープ中」と業界関係者の間で注目を集めているという。
「同ドラマの原作は漫画家・円城寺マキ氏による同題作品(小学館)。主人公の佐倉七瀬(上白石)は、学生時代に偶然出会った医師・天堂浬(佐藤健)に一目ぼれしたことをきっかけに、看護師を目指します。5年越しに天堂と再会したものの、思い描いていた人物とは真逆の“超ドS”な性格であることが判明。そんな『魔王』と呼ばれる天堂と、恋に仕事に邁進する佐倉のラブコメディーになっています」(芸能ライター)
同ドラマは医療現場が舞台となっているが、2020年1月期は複数の局で“医療ドラマ”が乱立。民放では、伊藤英明が主演を務める『病室で念仏を唱えないでください』(同)、松下奈緒主演の『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)、天海祐希主演の『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)、小泉孝太郎主演の『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(テレビ東京)が放送されている。
「テレビ業界では、『医療モノは安定した視聴率を取りやすい』と言われていますが、さすがに今期は『多すぎる』という指摘も。ネット上では、各ドラマの放送前から『似たような作品ばかり』と辟易する声が上がっており、中でも『恋つづ』には、『医療モノに恋愛とコメディ要素が加わると、中途半端になりそう』『主演の上白石も、天海や松下と比べたら地味』『佐藤を主役にして、ヒロインは話題性のある女優にしてほしかった』などネガティブな書き込みが多かった印象です」(同)
しかし、初回平均視聴率9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した後は、意外にも10.5%(第2話)、10.2%(第3話)、10.6%(第4話)と2ケタ台をキープしている。
「ネット上では、とにかく『佐藤のドSキャラがハマってる!』『天堂先生の冷たい視線がセクシー』『Sなんだけどツンデレなところもあって萌える』と、佐藤演じる天堂に熱狂する視聴者が続出。第4話では、天堂が佐倉に不意打ちでキスをして『これは治療だ』とつぶやくシーンがあり、『最高!』『あの治療は反則! 逆に熱出る』『恥ずかしいけど羨ましい』という声が飛び交っていました。おかげで視聴率も自己最高を更新しましたし、“安パイぞろい”の今期では最も飛躍の可能性を感じます」(マスコミ関係者)
とはいえ、ネット上のネガティブな声が消滅したわけではない。
「いまだに『ヒロインに華がなくて、途中で見るのをやめた』『上白石は良い女優だけど、主演は早い気がする』というコメントも散見されるので、別のヒロインをキャスティングしていれば、初回からロケットスタートを切れたかもしれません」(同)
今期スタートドラマの初回視聴率は『トップナイフ』が13.0%で首位を獲得したものの、第4話で10.6%まで数字を落としている。『恋つづ』の最新話と並んだだけに、“逆転”の可能性もあるかもしれない。