大人気の「マキタ」掃除機、実力は微妙……!? ダイソン・アイリスほか「家電のプロ」オススメの7機種はコレ
戸井田 パワー重視だったダイソンも、2019年に本体質量が2.15kgの「Dyson V8 Slim」を発売。これは日本の住環境に合わせて開発した製品で、コンパクトで軽量。女性の体に合うサイズです。価格も従来のモデルよりも抑えめで5〜6万円。ダイソンは、吸引力自体は他のメーカーと比べて突出しているわけではありませんが、吸引力が続くという点では優れています。ハウスダストに困っている方にはおすすめです。
ケチ美 憧れのダイソンがこのくらいの価格で手が届くと考えるとお得な気がする。ほしいな。
くさ子 私はとにかく掃除は簡単に済ませたいから、軽さ重視でシャープ「ラクティブ エア」が気になるな。ダストカップが取り外して洗えるのもうれしい。でも、アイリスのモップ付きも面白い。
ケチ美 気になるのはバッテリー。スマホもバッテリーがすぐだめになるじゃないですか? バッテリーの買い替えは意外と高いからバカにならない。
戸井田 シャープ「ラクティブ エア」EC-VR3SXは、バッテリー2個付き。バッテリー1個あたり最長約32分使用でき、2個交換しながら使えば約2,200回、約6年間使える計算になります。他社も明言していませんが同程度使えるとみていいでしょう。バッテリーの技術はどんどん進化してますからね。ただし、メーカーや機種によってバッテリーが取り外しできるタイプと内蔵型があるので、そこはチェックが必要です。内蔵型はバッテリーが消耗したら本体ごと買い換えなければなりません。
くさ子 なるほど〜。スティック型コードレス掃除機で脱ズボラ、毎日まめに掃除ができるようがんばります!
――次回は、ロボット型掃除機の選び方を教えてもらいます!
戸井田園子(といだ・そのこ)
家電コーディネーター。All about家電ガイド。大手プレハブメーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て商品企画部へ。現在は、雑誌・新聞・テレビなどで活躍中。夫と息子の3人暮らし。