Snow Man、初海外ステージで「ファン暴動状態」「現地の子が号泣」の惨劇――呆れた声続出
1月22日に「Imitation Rain/D.D.」でCDデビューしたばかりのSnow Manが、2月1日にタイ・バンコクのセントラルワールドで開催されたイベント『Japan Expo Thailand 2020』に参加。中国・武漢市を中心に流行している「新型コロナウイルス」の影響により、出演自体も危ぶまれていたが、無事に海外初パフォーマンスを成し遂げたという。その一方で、タイに駆けつけたSnow Manファンの言動に対し、現場に居合わせた人たちからは否定的な声が上がっている。
この日のステージでは、デビュー曲「D.D.」をはじめ4曲を披露したSnow Man。中でも、メンバーの向井康二は母親がタイ人のため、タイ語で自己紹介をするなど、客席を盛り上げていたとか。Snow Manのオフィシャルサイトでは、同イベントについて「無料で参加可能ですが、来場者数により入場規制を行う場合があります」と告知しており、彼らの勇姿をひと目見ようと、日本からタイへ飛んだファンも少なくない。
「Snow Manの出番は1日の午後4時~4時45分の間で、会場内の『Stage A』エリアで実施。イベントに招かれた日本のアーティストはSnow Manだけではなく、彼らのパフォーマンス前には、声優であり、アイドルユニット・i☆Risのメンバー・芹澤優や、女性アイドルグループ・サクヤコノハナ、アキシブprojectらが登場していました。会場には、それぞれのファンが集うとあり、入場にあたってはちょっとしたトラブルも発生したようです。ステージに近い席としてチケットが販売された『VIPゾーン』において、それぞれのファンが場所取りをめぐって激戦を繰り広げた様子。現地のガードマンが制止する中、より前方で見たい観客が押し寄せ、男女がもみくちゃになっている動画がTwitter上にアップされています。主に男性ファンが『押されてる』『押さないで』『危ない』などと叫んでいるものでした」(ジャニーズに詳しい記者)
ほかにも、ネット上には「VIPエリアの入場列が2つできてて、ファン同士が喧嘩。スタッフが『ケガ人出したくないから喧嘩しないで』とか言ってる」「暴動状態。Snow Manファンと女性アイドルファンが言い合いして押し合いになってた」「VIP席で揉めてて、タイ人の女の子が号泣してた」などと、惨劇がレポートされている。
それぞれのファンたちは、必死の思いでポジションを確保したとみられるが、特にジャニーズファンはステージ付近に集中していたのだろう。実際、サクヤコノハナとアキシブprojectの公式Twitterがアップしているステージ上での記念写真を見る限り、前方席はかなりの数のSnow Manファンが集まっていたことが確認できる。大勢の女性たちがうつむき加減や、後ろを向いて顔が写らないように対策していたほか、コンサートグッズのタオルや、うちわで隠すファンも。アイドルが笑顔でファンとの集合写真を撮ろうとする中、ステージを囲んでいる周りの観客たちがカメラを避けているという、異様な光景となっていた。
「また、女性アイドルグループが歌唱している間、前列のSnow Manファンらしき人々の“ノリの悪さ”を指摘する声も出ていました。これは、タイに関するYouTubeチャンネルの編集をしており、同イベントにも馴染みがあるTwitterユーザーのツイート。『ジャニーズ目的の女性が盛り上げもせずに最前列を占領。毎年、最前列はタイ人が盛り上げてるのに。ステージに立ってる人が可哀想』などと動画を投稿していたのですが、確かに映っているお客さんはリズムにも乗らず棒立ちで、座ったまま待機する人もいたほどです」(同)
動画を見た非ジャニーズファンからは、「最前にいるなら手を振ってノッたりしてあげてもいいのに、これは許せない」「ファンの振る舞いでグループの評価が決まったりする。このファンたちが推すグループを盛り上げようとは思わない」と辛辣な感想が上がっている。また、一部Snow Manファンからも「女性アイドルが歌ってるのに、ステージ後ろにSnow Manが出てきたら、みんなそっちにカメラ向けてた。失礼すぎて、同じSnow Manファンとして申し訳ない気持ちになった」「最前に座りながら、Snow Man以外に見向きもしないなんて、ほかのアーティストが可哀想」などと、呆れた声が上がっていた。
詳しい開催場所やスケジュールは未定ながら、Snow Manは昨年8月の時点でアジアツアーを行うと発表している。今後の海外公演では、ファンがタレントの足を引っ張るような行動は避けてほしいものだが……。