SixTONESとSnow Man、初日77万枚超えの大記録! デビュー曲初日売り上げジャニーズ歴代1位に
SixTONESとSnow Manの両A面デビューシングル「Imitation Rain / D.D.」が、1月21日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。発売初日の売り上げは77万2,902枚で、今年度のデイリーランキングにおいて最高記録となる大ヒットを飛ばしている。双方のメンバーは「初動ミリオンセラー(100万枚)」を目標に掲げていたが、その夢は数日のうちに現実のものになりそうだ。
2組は、昨年8月8日に行われたコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』のステージ上で、ジャニーズ事務所史上初となる“同時CDデビュー”を発表。Snow Manがエイベックス・エンタテインメント、SixTONESはソニー・ミュージックレーベルズと、それぞれ異なるレコード会社への所属となったが、今回は「SixTONES vs Snow Man」「Snow Man vs SixTONES」名義でCDをリリース。計6形態が販売され、付属のDVDには「Snow ManとSixTONESがチームにわかれて絆度チェック!シンクロBINGO!」(with Snow Man盤)「SixTONESとSnow Man のごちゃまぜチームで課題をこなせ!イミテーション・ボーリング!」(with SixTONES盤)などを収録しており、両グループのファンならば、全種類揃えたくなる内容だ。
「SixTONESの『Imitation Rain』は、X JAPANのYOSHIKIが作詞・作曲を担当し、ジャニーズのデビュー曲では珍しいタイプのロックバラードに仕上がりました。対照的にSnow Manの『D.D.』は疾走感のあるダンスナンバーで、作詞の栗原暁 (Jazzin’ park)と、作曲者・HIKARIはいずれもジャニーズアーティストの楽曲を多く手掛けている人物です。今作は、購入者限定の『スペシャルイベント+ハイタッチ会』が予定されていて、応募締め切りは1月21日~26日まで。イベントがある場合、CDは比較的に売れる傾向にありますから、『Imitation Rain / D.D.』の初日記録もかなり伸びるのではないかとみられていました」(ジャニーズに詳しい記者)
1月7日には、コンサート『TrackONE -IMPACT-』の中で、SixTONESメンバーが初動のミリオンを目指している旨を宣言。MCで明かしたところによると、彼らはこの時点での「CD予約枚数」を把握していたそうだ。そして同日夜、SixTONESはインスタグラムのストーリーを更新。スマートフォンを持つ松村北斗が「『Imitation Rain』の通常盤をちょっと追加(で注文している)」「100(枚)!」と話している動画で、これを見たファンからは「北斗くんが100枚購入したみたいだし、自分も追加する」といった声が続出。しかし一方で、「ファンに大量買いをお願いするのって下品すぎる」「『力を貸して』だけならまだしも、『買え』ってファンを煽ってるじゃん」などの批判も噴出してしまった。
「CDの購買を促すにあたり、Snow Man・ラウールの発言も大ひんしゅくを買いました。昨年8月24日のコンサート『Summer Paradise 2019』内で、佐久間大介がCDの購入目的について『鑑賞用、使用用、保存用、予備用予備の予備用、ペット用……』などと例を挙げたところ、ラウールは『カラス撃退用。ベランダに干す』と、コメントしたとか。彼は16歳とあって、まだ言っていいことと悪いことの判断がつかない年頃かもしれませんが、ネット上では『そのカラスよけになるCDを発売したくて、どれだけのJr.が悔しい思いしてると思ってるの』『ジャニーズだけじゃなくて、全てのアーティストを冒涜してる』『アーティスト側が言っちゃうなんて制作側に失礼』と、バッシングが相次ぎました」(同)
これにより謙虚な姿勢を身につけたのか、1月20日にエンタメサイト・ISLAND TVにて配信された動画「ラウール『デビューまで あと2日!』」においては、「僕たちSnow Manが掲げた目標はですね、初動ミリオンということで。それには、まだまだ皆さんの力が必要です。なので、わがままですが、僕たちにお力をお貸しください。よろしくお願いします」と、丁寧な言葉遣いで協力を呼びかけていた。
一方、2018年にデビューしたKing&Princeの1stシングル「シンデレラガール」(5月23日発売)は、発売初日に31.8万枚を売り上げ、初週57.7万枚をマーク。オリコン発表のデータによると、デビューシングルの初週売り上げは、KAT-TUNの「Real Face」(06年発売、75.4万枚)が歴代1位で、「シンデレラガール」が2位に着いていた。今回、初日で77万枚という数字は「SixTONES vs Snow Man」「Snow Man vs SixTONES」名義の合算とはなるが、KAT-TUNの初動記録をわずか1日で上回ったことになる。
また、21日付のデイリーランキングでは、2位がモーニング娘。’20の「KOKORO&KARADA/LOVEペディア/人間関係No way way」(全7種、10万6,693枚)で、3位は東方神起の「まなざし」(ファンクラブ会員限定盤を合わせて全3種、4万7,964枚)といった結果に。2位と3位とは大きな差がついているため、SixTONES&Snow Manはオリコン週間シングルランキングでも間違いなく首位に輝くだろう。これにはジャニーズファンからも「ジャニーズ歴代1位の初日77万枚突破おめでとう!」「合算とはいえ、デビュー曲で初日77万超えはスゴい。さすがジャニーズ」「スノスト、ある程度予想はしてたけど、初日で77万超えとかえげつない……」「スノストめでたい! ジャニーズが景気良いとうれしい」と、驚きの声が続出している。
公言した「初動ミリオン」は射程圏内だが、果たして初日以降もこの勢いは続くのだろうか。