元SMAP・稲垣吾郎、現役ジャニーズと“朝ドラ共演”で電撃和解!? 背景に滝沢秀明副社長の存在か
元SMAP・稲垣吾郎が、現在放送中のNHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演すると、ニュースサイト「文春オンライン」が報じたが、間もなく正式に発表されるという。ジャニーズ事務所を退所したことにより、同社からの“圧力”やテレビ局側の“忖度”により、テレビ出演の機会が激減していた稲垣、香取慎吾、草なぎ剛だったが、今回の出演はジャニーズとの“電撃和解”の布石になるのではと、業界関係者は衝撃を受けているようだ。
戸田恵梨香主演の『スカーレット』には、関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ!groupの正門良規も出演者として名を連ねている。稲垣との共演シーンの存在は定かでないものの、現役ジャニーズと退所者が、同じ作品で“共演”することになった。
「ジャニーズを退所したタレントは、まるで“前科一犯”のような扱いを受け、大手メディアから“干されて”しまうことが一般的でした。例えば、テレビを始めとしたメディアへの出演が難しくなり、コンサート会場を借りにくくなるなど、ジャニーズサイドの圧力や、マスコミ関係者たちの忖度により、思うように活動することが限りなく難しくなるというのが実情だったのです。実際、稲垣ら3人も、独立当初はかつてのように地上波のテレビ番組に出演できない状態が続くとみられていました。しかし昨年7月にジャニーズ事務所が、公正取引委員会から元SMAPのテレビ出演をめぐり、民放テレビ局などに圧力をかけた疑いがあるとして“注意”を受けていたことが発覚し、以降は彼らの扱いが変わってきた印象です」(スポーツ紙記者)
今回、稲垣が『スカーレット』に出演するのも、そうした変化の一つだろうが、それ以上に「稲垣のように円満退所とはいえない元ジャニーズが、現役とドラマ共演とは、まさに歴史的な出来事。以前なら絶対考えられなかった」(同)という。
「近頃になってSMAPの元マネジャーで、3人が所属する事務所『CULEN(カレン)』の飯島三智代表と、ジャニーズ副社長に就任した滝沢秀明が、良好な関係を築きだしたという話を耳にしました。業界のしがらみを嫌う滝沢の後押しもあって、今回、稲垣と正門の共演が実現したのではないでしょうか。とはいえ、情報番組や特別番組をのぞいて、まだまだテレビ局はジャニーズの天下。やはり民放の連ドラ、また音楽番組などで“元ジャニーズ”が出演するのは、まだまだハードルが高いという現実がありますが」(テレビ局関係者)
今回の朝ドラ出演は3人、そしてジャニーズにとっても、大きな節目になるかもしれない。