“日本一稼ぐ”エンリケも結婚! 「キャバ嬢を射止めるのはどんな男性?」歌舞伎町オーナー社長に聞く!
先でも触れられたように、内野さんによると、お客さんと結婚するキャバ嬢は少なくなく、エンリケもまたそのケースに当てはまる。キャバ嬢を射止められるお客さんとそうではないお客さんに、大きな差はあるのだろうか。
「水商売をしている女性全般的に、異性関係にだらしない男性は嫌いだと思います。女の子にチヤホヤされたいからと言って、いろんな店に行って指名をするお客様は好かれないでしょうね。ただ、水商売を始めたばかりの子は、やっぱりお店で『シャンパ ンを入れてほしい』と言ったら、その通りにしてくれる男性が好きだから、本来の人間性に気づかずにお金に浮かれて、心が動いてしまうというのはあると思います」
逆に、水商売経験を重ねた25歳以降のキャバ嬢には、「飲み慣れていない」「キャバクラに行くのは接待のときくらい」といったお客さんの方が、より良く目に映るようだ。
「キャバ嬢が結婚を考えるタイミングについてですが、『若いうちに玉の輿に乗ってやろう』と考えている子は別として、だいたい『30歳くらいまでには』という子が多いように思います。なので、30前になると結婚を考え始める。うちの店の子でも、そのくらいの年頃になると、お金を派手に使うお客さんではなく、フリーでついたお客さんと番号交換をするなど、普通に出会いを求めていますよ」
ネット上の話題をかっさらったエンリケの結婚も、こうした傾向に当てはまっているのだろうか。今後また有名キャバ嬢が結婚を発表した際には、内野さんの考察を振り返りつつ、気になるお相手を想像してみてもいいかもしれない。
内野彩華(うちの・あやか)
新宿・歌舞伎町のキャバクラを経営。アップスグループのオーナー社長。津田塾大学情報数理学科在学中から銀座のクラブで働き、人気・売り上げともにナンバーワンに。新卒で日本オラクル(株)に入社し、営業を経験。1年半でトップセールスになる。25歳で会社を辞め、歌舞伎町でキャバクラを開業。独自の恋愛哲学を持ち、『男が手放さない女のヒミツ―「あ、この子いいな」が「ずっと一緒にいたい」になる』(大和出版)など著書多数。一方、これまでに約3万人の起業家・会社役員と接した経験から、起業セミナーや経営者の為の講演会などでも活躍。キャバ嬢育成、
キャバクラ立ち上げ、既存キャバクラの経営指導にも日々取り組んでいる。一児のママ。
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