坂口健太郎『シグナル』、映画化決定も「視聴率悪かったのに」「今さらすぎ」と批判
坂口健太郎が2018年4月期に主演した連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の続編が、21年に映画化される。これに合わせて、スペシャルドラマの放送も決定しているようだ。しかし、ネット上の反応を見ると「内容に期待する声が非常に少ない」(芸能ライター)という。
「同作は、警視庁捜査一課に所属するプロファイラー・三枝健人(坂口)が、時空を超えてつながる無線機を使って“過去を生きる”刑事・大山(北村一輝)と協力し、長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。16年放送の韓国ドラマを日本版にリメークしたもので、18年の連ドラ主題歌には、韓国の人気アイドルグループ・BTS(防弾少年団)が起用されていました」(同)
来年公開の映画は、連ドラの続編となる“完全オリジナルストーリー”で、スペシャルドラマは韓国版で人気があったエピソードをベースにした内容になるという。
「映画&スペシャルドラマの発表に対し、ネットユーザーからは『なんで今? どんな話だったか忘れちゃったよ』『面白かった記憶もあるけど、正直あんまり内容覚えてない』『映画のために見返したいと思うほど好きな作品でもないし……』『最終回でモヤモヤさせられたのは覚えてる。続編やるとは思ってたけど、今さらすぎる』といった声や、『連ドラの視聴率悪かったのに、映画化するなんて驚き。集客できるとは思えない』との指摘など、ネガティブな意見が続出しています」(同)
連ドラ版の視聴率は1ケタ台を連発し、一時は5%台まで落ち込んだこともあって、全話平均は7.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と厳しい結果に。また、複雑な世界観について行けず、途中で離脱してしまう視聴者も少なくなかった。
「一方、映画化とスペシャルドラマ化の情報を解禁した『シグナル』の公式Twitterには、『新作の主題歌もBTSでお願いします!』『映画とスペシャルドラマ、両方とも主題歌は当然BTSですよね!?』『連ドラ同様、BTSの曲で盛り上げてくださいね!』など、大勢のBTSファンが押し寄せている状況。連ドラ版に続いてBTSが主題歌に起用された場合、こうしたファンの間では盛り上がりそうですが、逆に言えば、作品自体が話題になるのは難しいかもしれません」(同)
ちなみに、坂口が昨年主演を務めた映画を振り返ると、吉田鋼太郎とのダブル主演作『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(6月21日公開)は、同月22~23日の国内映画ランキング(興行通信社提供)で12位と振るわず。また、有村架純とダブル主演した『そして、生きる』も、全国29館での公開ということもあり、大きな話題にはならなかった。今年3月には坂口の単独主演映画『仮面病棟』の公開が控えているが、来年の『シグナル』に向けて勢いをつけられるだろうか?