布団乾燥機が“まさか”の進化! アイリスオーヤマ・シャープほか「家電のプロ」オススメの5つのポイント
情報も種類もたくさんありすぎて、どれを選んだらいいか混乱してしまう家電。いったい何を基準にどれを買えばいいの!? とにかく面倒くさがりな編集者・くさ子とドケチなライター・ケチ美が、家電コーディネーター・戸井田園子さんに、いま話題の製品や間違いのない製品を聞きました。
第2回は、ダニとともに生きると決意したあなたに贈りたいお助け家電「ふとん乾燥機」です。
ノズルを入れるだけでふとんが天国に変わる!
ライター・ケチ美(以下、ケチ美) あの、そもそもふとん乾燥機って必要なんでしょうか。今までなくても不便を感じていなかったんで、わざわざ買うのはもったいない気がして⋯⋯。
戸井田園子さん(以下、戸井田) ふとん乾燥機はあるととても快適ですよ! アンケート調査をすると「1週間に1回はシーツを洗っている」「ふとんは月1回は干している」などと書く人が多いのですが、たいていウソ(笑)。実際はそんなに洗ってないし干していない。一人暮らしや共働き家庭は平日は干せないし、休日も出かけたり雨が降ったりしたら干せないでしょう? それに、春は花粉、夏はゲリラ豪雨が心配で干せない。
編集者・くさ子(以下、くさ子) そうですよね。実は人には言えなかったんですが、一人暮らしを始めてから一度も干したことがありません。
戸井田 そういう人こそ、ふとん乾燥機を買ってほしい。
くさ子 実家にはふとん乾燥機があったんですが、ふとんの下にマットを敷くのが面倒でほとんど使ってませんでした。寝る前にそんなこと、いちいちしたくないじゃないですか。
戸井田 近年はマット不要、ノズル式が主流になっています。ただノズルをふとんの中に差すだけです。それだけで、ふとんを干していないという罪悪感が消えるんです! しかも熱によって湿気を追い出すだけでなく、ダニ対策ができます。どのメーカーもだいたい冬モード、夏モードがあり、1年中使えるようになっています。羽毛や綿などふとんの種類を問わず使えます。
ケチ美 お値段は?
戸井田 製品によりますがだいたい1〜2万円程度ですね。旧モデルであれば4,000〜5,000円に下がっている場合も。基本的に温風を出すだけのシンプルな家電なので、どのメーカーも機能的に大きな違いはありません。ただ、細かい使い勝手やデザインは各社こだわりを見せています。
くさ子 前回の加湿機のような面倒なメンテナンスはいらなそうですね。
戸井田 お手入れはほとんどいりません。本体を拭くくらいです。
くさ子 メンテナンスがいらない家電、サイコーです!