ジブリ『耳をすませば』実写化に「夢が壊れる」! 清野菜名と松坂桃李のダブル主演にも不満続出
1995年に、スタジオジブリでアニメ映画化された『耳をすませば』が、清野菜名と松坂桃李のダブル主演により実写化されると、1月14日に発表された。これを受け、ネット上では「やめて!」「いらないことしないで」と悲鳴が上がっている。
『耳をすませば』は、柊あおいの同名少女漫画(集英社)が原作となっており、アニメ映画版は、読書好きの中学生・月島雫とヴァイオリン職人を目指す天沢聖司が、将来に悩みつつも淡い恋心を募らせ、将来結婚することを約束するという青春ストーリーとなっている。
「今回の実写化は映画として公開されるそうで、『耳すま』の10年後がオリジナルストーリーとして描かれるといいます。24歳になり、出版社で児童小説の編集者になった雫を清野、海外で暮らす聖司を松坂が演じるとのこと」(芸能ライター)
制作されてから25年たった今でも愛されている『耳をすませば』の実写化とあって、注目度は高いものの、ネットユーザーの間では「こんなの求めてない」「夢が壊れる」と批判が上がっている。
「アニメ映画版では、結婚の約束をした2人がその後どうなったかまでは描かれておらず、その後のストーリーは観客の想像に委ねられていました。それだけにネット上では『その後の2人がどうなったかわからないからよかったのに!』『イメージを崩さないで』『安易に10年後の世界を描いて、名作に傷をつけるようなことするな』『実写化なんか見たくなし、その後の話も知りたくない』と怒りの声が多く見受けられます」(同)
一方で、ダブル主演を務める2人に対しても不満の声が噴出している。
「アニメ映画版の聖司の声は、当時14歳だった高橋一生が務めていることは有名な話。そのため、『どうせなら松坂じゃなくて高橋で見たかった』という声が聞こえてきています。また、雫を演じる清野は、1月12日にスタートした横浜流星とのダブル主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)での演技力が『棒演技すぎる』と不評を買っているため、『よりによって清野とか』『もっと演技力のある人がよかった』との声も散見されました」(同)
一部ネット上では「楽しみ」という声も上がっているものの、アニメ映画版のファンからは苦々しい声が漏れてくる現状。そういったファンをも納得させられるようなストーリーになるのか、期待したいものだ。