加藤浩次『ガキ使』出演も、松本人志から「許されてない」!? 一方「出演白紙」の宮迫は
大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日SP 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)で、吉本興業を揺るがした「闇営業騒動」にまつわるパロディコントが放送された。このコントでは、加藤浩次が今夏に『スッキリ』(同)で「(経営陣が刷新されなければ)僕は吉本を辞める」と宣言した、いわゆる“加藤の乱”が本人によって再現され、ダウンタウンらの爆笑をさらった。
『笑ってはいけない』には、加藤のほか、『スッキリ』メンバーのハリセンボン・近藤春菜らが登場。加藤は「トップが責任を取れない学校って、機能してるのかな。今の体制を変えないと!」など、「吉本」を「学校」に置き換え、当時、自身の繰り出した痛烈な吉本批判コメントをネタに。また、宮迫と田村亮の謝罪会見も、モーリー・ロバートソンとロバート・キャンベル両氏によって再現され、さらに、岡本昭彦社長が2人を脅した言葉として注目された「テープ回してないやろな」を、松本人志が口にし、周囲の笑いを誘うシーンもあった。
「騒動が収まりつつあった秋頃から、吉本幹部は『「笑ってはいけない」に岡本社長が出演したら、笑えるだろうか?』と、業界関係者に探りを入れていました。吉本芸人のトップである松本の番組、かつ1年の締めくくりとなる『笑ってはいけない』だけに、騒動の幕引きには打ってつけだと早い段階から岡本社長の登場を調整していたとみられます」(テレビ局関係者)
結局、岡本社長が『笑ってはいけない』に姿を現すことはなかったが、一方で宮迫に関しても、同時期に「出演説」が出回っていたという。
「収録は例年、11月上旬に2泊3日で行われるのですが、そのタイミングで宮迫が、製作サイドにスケジュールを確認されていたというのです。しかし、結局放送に登場することはなく、『宮迫』という名前自体もオンエアには乗りませんでした。パロディコントを披露した加藤に比べ、宮迫はまだ吉本から許されていないことがうかがい知れます」(同)
加藤にしても、騒動当時に吉本や松本を痛烈に批判していただけに、「いまだ許されたわけではない」という指摘もあるが……。
「それでも加藤の出演が実現したのは、吉本サイドが闇営業騒動に、“表面上だけ”でも決着をつけたかったという部分が大きい。であれば、宮迫も出演させた方がよかったのではないかと思えますが、吉本サイドはたとえ“表面上だけ”でも、和解したように見せたくなかったのでしょう。というのも、彼は吉本に反省する素振りすら見せないままですし、明石家さんまを頼って復帰の道筋をつくろうとするも、結局、世間の反感を買って失敗に終わるという有様。多くの芸人が関与したこの騒動において、宮迫は唯一、吉本から『みそぎさえ許されない』ポジションなんです」(吉本関係者)
2020年、宮迫は何らかの形で表舞台に戻ってくることができるのだろうか。