サイゾーウーマン美容・健康コスメ2019年「コスメ」ベスト・ワースト3発表! 美容・健康 あの人が2019年を振り返る 2019年コスメ「ベスト・ワースト3」! プロが選ぶ「コスパ良すぎ」なプチプラ商品 2020/01/01 17:00 篠原奈緒子(ヘアメイクアップアーティスト) コスメインタビュー 2019年発売の全メイク商品「買わなきゃよかった」ワースト3 【1位】ラブ・ライナー「ペンシル 限定ディズニーデザイン」/1,320円(税込) 公式サイトより ディズニーアニメ『アラジン』とのコラボパッケージがかわいかったのと、同ブランドのリキッドアイライナーが好きなので、ペンシルタイプを購入。店頭でテスターを試した際、描きやすくとても気に入ったのですが、実際使用してみると、とにかく落ちてしまう……。目の下が真っ黒のパンダ目になり、とても残念でした。 ペンシルタイプで描きやすい、かつ落ちにくいアイライナーを探していますが、19年もなかなかしっくりくるコスメに出会えなかった気がします。私がわがまますぎるのかなあ〜(泣)。 【2位】エクセル「リアルクローズシャドウ CS06」(限定色)/1,650円(税込) お店のテスターで試したときはかわいいと思ったのですが、実際に使ってみると、どうも顔が疲れたような印象になってしまうアイシャドーパレットでした。おそらく、ブルー味やグレー味のせいでそう見えるのだと思います。ちょっとゾンビっぽい顔になってしまいました。 この商品はピンク系の色味が中心ですが、やっぱり、ピンクを付ける時はヘルシーで若々しい印象になりたいもの。右上のシルバーも、光り方が一昔前な印象で、“バブリー感”が出てしまいました。ピンク系をお求めなら、新色のCS07がおすすめですよ。 【3位】UZU「モテマスカラ クリアー」/1,980円(税込) モテマスカラシリーズは大好きで、ずっと愛用させてもらっています。19年にブランドがリニューアルし、クリアタイプも新たに出て、使うのを楽しみにしていました。 ほかのブランドのクリアマスカラは、クリアと言いつつ少し白っぽさがあって微妙なのですが、これは本当にクリア。でも、期待して使用したところ、繊維が重たくてカールがキープできない……。クリアマスカラには一番「キープ力」を求めている私にとって、がっかりなコスメになってしまいました。ブラックのマスカラは、相変わらず良かったのですが。 2020年、注目のメイクグッズやブームの予感がするスタイルは? “高機能”を備えたコスメがもっともっと出てくると思います。例えば、「塗るだけでリフトアップ」「カバーと同時にシミ自体もケア」など。また、ナチュラル系コスメの品質の進化が止まらないので、デパコスとの境目がなくなりそうですね。高発色で肌にやさしい成分のナチュラルコスメは、もっと定番になっていきそうです。 また、“肌づくり”にこだわる方が増えてくると思います。アイメイクやリップメイクを一生懸命やっても、肌の見え方がイマイチだと、どうしても決まらない。そこに気づく方が増えているので、“肌づくりブーム”が来るかもしれませんね。スポンジやブラシなどのベースメイク用道具も、プロユースだったものを一般の方がこだわって使うようになる気がします。 スタイルでいうと、近年は「モテ系メイク」がずっと主流でしたが、もう少し「かっこいいメイク」がはやってくると思います。海外では、今まさに人気になっているメイクで、東京オリンピックと一緒に日本にもやってきそう! また、男性がメイクをすることも普通になるのでは。男性用のBBクリームやスキンケアが、今どんどん売り上げを伸ばしているんです。男性がメイクすることへの拒否反応も、次第に薄れていくと思います。 前のページ1234 篠原奈緒子(ヘアメイクアップアーティスト) TVCM・広告・TV番組などで活躍するヘアメイクアップアーティスト。女優、タレント、音楽アーティスト、芸人、声優、スポーツ選手などを多く担当している。10代の頃からヘアメイクを志し、人気のヘアメイクアップアーティストに師事後独立。現在は新人育成のための技術指導も請け負っている。自身でのメディア露出もこなし、LINE公式ブロガーとしても活動。若い世代を中心に幅広い支持層を持つ。 公式サイト 最終更新:2020/01/24 11:25 楽天 メイクthe Best(2020) 迷ったらプロに従うが吉! 関連記事 【100均ずぼらシュラン】ダイソー「メイクブラシ専用クリーナー」が洗浄力バツグン!【100均ずぼらシュラン】セリア「メイクブラシスタンド(グレー)」が超有能なワケとは?【100均ずぼらシュラン】ダイソーコスメ「ファンデーションブラシ」ポーチが華やぐベースメイクの強い味方【100均ずぼらシュラン】ダイソーコスメ「化粧ブラシセット」がコンパクトで、メイク直しに便利!趣味、処世術、自分を解放するためのツールとして……“装うこと”の自由を示した話題の本『だから私はメイクする』 次の記事 “炎上弁護士”がYouTuberに物申す! >