小4なのに中学受験の過去問で満点取る子も! 受験向け教室の驚きの勉強法を目撃
娘ココはいま小学4年生。いまだに中学受験をするかを決めていないんですが、周りの4~5年生の中には中学受験に向けていろいろ準備している人も出てきました。幼稚園児のころから通ってるバレエ教室でココと仲の良かった5年生の女の子は、塾が忙しくなってきたため、夏ごろに辞めてしまいました。いまのクラスでは4年生はココ1人で、あとは5年生と6年生のみ。練習の前後の会話に入れないので、つまらないみたいです。毎年バレエの発表会が2月なので、「発表会が終わったら辞める?」と聞いてみたら、「うーん、どうしようかな。ちょっと考える」とのこと。実際には辞めたくないのかも。
しばらくして「バレエを辞めたら、代わりの習い事は何するの?」と聞いてきたので、「塾かな」と答えると、「だったらバレエの方がいいかも。でもなあ、もうちょっと考える」。なかなか慎重だな。妻くらたまとは「2月の発表会が終わったら、バレエを辞めて塾に行かせようか」と話していたが、ココに塾の話をすると「5年生になったら行く」「やっぱり科学実験教室だけでいい」と意見がブレブレ。要は塾に行きたくないんだろう。無理に行かせることはしたくないので、塾に関してはしばらく様子を見ることにしました。
とはいえ、来春には5年生になるので、習い事を整理しないと。まずは月2回の科学実験教室。ここは中学受験向けの教室で、4年生になってから勉強内容が難しくなってきました。毎回授業の終わりに、中学受験の過去問題を模したテストをやるんですよ! 4年生には無理だろうと思っていたんですが、100点を取るような優秀な子もいてびっくりします。ココは30~40点ライン……。この点数だと中学受験は無理かも。しかし、先日のテストは75点! たまにいい点を取ってます。
驚いたのは、隣の子と答案用紙を交換して答え合わせをするというやり方。解答できないと恥ずかしいから、みんな必死になるんです。ココも、知らない子に自分の解答を見られるのがイヤみたいで、かなり真面目に考えたらしい。授業後に「答え合わせどうだった?」と聞くと、「隣の男子は結構バツが多かったけど、私はまあまあできた」という。このテストのおかげで、子どもたちも授業に集中するように。隣のヤツには負けない! という競争意識が芽生えるし、小学校での勉強と差別化できるし、結構いい勉強法だと思います。
でも授業内容が本当に難しく、内容によってはココは授業について行けてないと思うときも。5年生になるとさらに難易度が上がるし、先生たちは授業についてきてる子に向けて教えてる感じ。そうなると、ココは大丈夫かと心配になります。本人に「実験教室は5年になっても続ける?」と聞くと、「行くに決まってるじゃん。楽しいし」とのこと。そうなのか! じゃあ実験教室は継続かな。
ヒップホップダンス教室、英語教室、工作教室、バドミントンクラブについても続けたいとのこと。特にバドミントンは、火~金曜日の19~21時の夜練習に参加し、土曜日の練習に行くほど楽しいらしい。6年生の何人かは受験のために辞めました。その受験組の女子のママに「受験のためにバドミントンを辞めるの?」と聞くと、「土曜だけ練習に行く」と返ってきた。なんでも受験校はバドミントンがかなり強く、そこは試験科目が2教科だけでいいんだって。その子は国語と算数だけ集中して勉強してるそう。しかも6年の夏休みに受験することを決めたといっていました。スタートはかなり遅いほうだけど、2教科だけのテストだから決心できたそう。
2教科だけならココも受験勉強もしやすいのでは? 本人に話してみると「え! テストは2教科だけでいいの? だったら受験しようかな」と言い出した! お、受験する気になったか? でも妻は「どうかな、まだわからんよ」となかなかシビア。ココは中学受験するのか? 5年生になったら本当に塾に通うのか? バレエどうするのか? いろいろヤキモキします!