上沼恵美子、『M-1グランプリ』審査員続投で業界内から冷ややかな視線!? 降板はパフォーマンス
12月22日に生放送された『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)では、今まで“ほぼ無名”だったお笑いコンビ・ミルクボーイが優勝し、ネット上で話題になっている。一方、昨年の『M-1』終了後に“炎上”した、お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶらの影響で、同番組の審査員を引退するとみられていた上沼恵美子が、今年も審査員を務めていたことにも注目が集まった。
「昨年12月2日に放送された『M-1』終了後、酒に酔った久保田とスーパーマラドーナ・武智がインスタグラムでライブ配信を行い、審査員を務めた上沼に対しての愚痴を炸裂させました。2人は、上沼が特定のコンビに肩入れしているように見えると、審査態度に疑問を呈していたようですが、武智は侮辱するニュアンスで『更年期かと思いますよね』と口にし、久保田も『クソみたいなヤツが審査してさ』などと批判。その後、上沼が同3日のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で『(審査員を)引退します』と宣言したことで、さらに久保田たちはバッシングされることになりました」(芸能ライター)
しかし結果的に、今年も上沼は『M-1』の審査員として番組に出演し、「更年期障害を乗り越えました!」とコメントして会場の笑いを誘っていた。そんな中、久保田は番組放送中に自身のTwitterに“意味深な投稿”をしていたという。
「上沼が何かをコメントするたびに、久保田は『え』や『は』など一文字ずつツイート(当該ツイートは削除済み)。ネットユーザーの間では、『上沼の発言に対する反応なのでは』と推測する声も多く、『久保田は全然反省してないんだな』『こういう陰湿なことをするから炎上するんだよ』『「M-1」に水を差すようなことしないで』などと批判されていました。一方で、上沼の言動に、不快感を覚える視聴者もいたようです。上沼は審査途中に自身のCDを宣伝したり、期待を寄せていたというコンビ・和牛を突き放す態度を見せたので、視聴者の目には“やりたい放題”のように見えたのかもしれません。『そもそも審査員引退すると言ってた上沼が、なぜ今年も普通に出ているの?』という疑問の声も少なくありませんでした」(同)
上沼の“復帰”に関しては、業界内からも冷ややかな視線が送られているとか。
「実は昨年の騒動時、上沼はそこまで久保田や武智に怒っていたわけではなく、“自分の影響力”を示すために騒動を利用していたようなのです。引退宣言も単なるパフォーマンスだといい、昨年末時点で吉本サイドと何らかの“手打ち”が行われ、審査員を続投することは決まっていたとか。11月8日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)にダウンタウン・松本人志が初出演しているので、恐らくこれが“手打ち材料”だったとみられています」(お笑い関係者)
上沼のほかに誰も得しない“場外乱闘”が、今後起きないことを祈るばかりだ。