嵐・二宮和也、国立競技場めぐる発言に「先駆者はSMAP」「一言もしゃべるな」と非難轟々
12月21日、東京・国立競技場で『国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~』が開催され、嵐、DREAMS COME TRUE、サプライズゲストのゆずらが出演した。ているが、今回、二宮和也のコメントに対し、SMAPファンが大激怒しているという。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場。約3年の歳月をかけ、今年の11月末に「新国立競技場」が完成した。もともとの国立競技場では、05年にSMAPが史上初の単独公演を行い、翌年も公演を実施。07年にDREAMS COME TRUE、08年は嵐が国立のステージに立ち、以降はL’Arc-en-Ciel、ももいろクローバーZ、AKB48と続いたが、単独でライブを開いたのはこの6組のみ。その中でも嵐は、08年~13年まで6年連続・計15公演を経験しており、これは“全アーティスト最多”の記録となっている。
「一方で、SMAPは『単独アーティスト初のコンサート』という偉業を果たしたグループ。SMAPメンバーはかねてより国立競技場でのライブ開催を望んでいたものの、騒音や芝生といった施設管理の面から『コンサートの使用許可が下りにくい』と、言われていたんです。しかし、過去のSMAPコンサートで騒音問題や事故がなかったことが認められ、開催にこぎ着けました。05年のスポーツ紙やワイドショーなどでも、『3年越しの交渉の末に実現した』と、彼らの快挙が取り上げられていたんです。その後、嵐は公演数を重ねましたが、SMAPファンは『単独アーティスト初』ということを誇りに思っているんです」(ジャニーズに詳しい記者)
そして、『国立競技場オープニングイベント』の音楽パートでは、DREAMS COME TRUEが“アーティスト第1号”としてステージに登場。ヒット曲「決戦は金曜日」「何度でも」などを歌って会場を盛り上げた。続く嵐は「ARASHI」のロゴが刻まれたトロッコに乗って観客の前に姿を現し、「Love so sweet」「Happiness」「A・RA・SHI」「BRAVE」の4曲を熱唱。WEBサイト・TOKYO HEADLINEの記事によれば、ライブを終えた櫻井翔は「パフォーマンスできるのが夢のようです。国立競技場は特別ですね」と感想を語ったほか、「国立競技場でのライブについて二宮は『先駆者であるDREAMS COME TRUEさんがやってくれたから僕らも道が拓けた。感激しています』と同じくパフォーマンスを行なったDREAMS COME TRUEについて触れ、アーティストとしての思いを語った」とのこと。
さらに、ニュースサイト・musicvoiceの記事でも、二宮が「壁じゃないけど、先駆者であるドリカムさんがやってくれたら僕らができたといっても過言ではない。感謝しています」と話していたことが紹介されている。サイトによってコメントの書き方は異なっているものの、多くのSMAPファンが「国立競技場でのライブの『先駆者』はSMAPだ」と憤怒している。
ネット上には、「国立競技場で最初にライブをしたのはSMAPで、ドリカムじゃない。なんで事務所の先輩の名前を出さないの?」「ドリカムがいたから褒めるのはわかるけど、国立で最初にライブをしたのはSMAPだよ!」「二宮くん、『先駆者』の意味わかってる? 事務所の人にそう言えとでも言われた?」「二宮くんの『ドリカムが先駆者』発言が腑に落ちない。こうやってジャニーズ事務所はSMAPの実績をも消していくんだ」「二宮、国立競技場の先駆者がドリカム? 歴史を歪曲するな」「二宮には失望した」と批判が続出。
SMAPファンの中には、会場に駆けつけた人もいたようで、「単独初ライブの先駆者の件、思わず『SMAPですよー!』と声が出た」「私はあの言葉を聞いて涙が出た。本当に悔しい」と告白。とはいえ、二宮の発言は「新国立競技場」のことを指しているのではないか、という指摘も。確かに、生まれ変わった同所でパフォーマンスしたアーティスト第1号はDREAMS COME TRUEだったため、「先駆者って言葉は『自分たちよりも先にやった』という意味で使ったんじゃないかな。悪気はなかったと思う」「ニノは『新国立競技場でのライブの先駆者はドリカムだ』と言っただけ」「『新国立競技場でのライブの先駆者がドリカム』って言っただけで、SMAPを消したわけではない」「ニノの発言を勘違いしないで」といった擁護コメントも見受けられる。
しかし、同イベントへのDREAMS COME TRUEの出演は嵐と揃って発表されていただけに、「二宮、言葉の使い方がおかしいね。こういう場合にわざわざ『先駆者』って使う?」「言葉選びを間違ったんだね。だって、新国立でアーティストがパフォーマンスするのは決まってたことで、開拓ではない」「『新国立でこけら落としをしたのは嵐、DREAMS COME TRUE、ゆずの3組。同日なのに登場の順番が早いドリカムを『先駆者』って……」と疑問の声も出ている。
「11月に元フリーアナウンサー・伊藤綾子と結婚して以降、二宮には“アンチ”が増え続けています。今回の騒ぎを受け、『「先駆者がドリカム」と言って叩かれてるのが笑える。もう一言もしゃべるな』『二宮の評価が下がるのが気持ちよくなった。ちゃんと考えてから話せばいいのに』と便乗して二宮を非難しているような状況です。かたや、論争に巻き込まれたドリカムの一部ファンも、『なんでそんな誤解を招く言い方するの? 先駆者は間違いなくSMAPでしょ』と呆れているよう。二宮が本当はどんな意図で述べたのかは本人のみぞ知るところですが、いずれにしても、妙な臆測を呼ぶ結果となってしまいました」(同)
結婚をきっかけに、一言一言にも高い関心が寄せられるようになった二宮。これ以上敵を増やさないためにも、言葉選びは慎重にすべきなのかもしれない。