コラム
さざ波アワード2019

林家ぺーの狂気性、大噴出! 「ブログがまるで怪文書」問題の実情と原因を探る

2019/12/30 21:00
佃野デボラ

 森脇健児にとって秋は特別な季節だ。なんといっても彼の存在価値を全国に知らしめる唯一のチャンスである『オールスター感謝祭』(TBS系)が、毎年9月末〜10月頭のどこかで放送されるのだ。「謙虚! 感謝! 素直!」の精神で1年間積み上げてきたものの全てを、『感謝祭』の「赤坂5丁目ミニマラソン」に注ぎ込んでいるのだから無理もない。

 ところで、森脇にとって秋がかけがえのない季節である理由が、実はもう一つあった。毎年10月〜翌年3月放送の冠ラジオ番組『森脇健児のサタデーミーティング』(土曜午後6~9時20分、 KBS京都)がスタートするのだ。森脇はプロ野球シーズンの4〜9月の間、同局系列番組の『森脇健児のサタデースタジアム』(土曜正午~午後1時)にも出演しているが、そちらはナイター中継に枠を譲るため放送時間が昼間で、なおかつ時間も1時間と短い。放送時間が3時間20分とたっぷりで、番組内コーナーも多彩な『サタデーミーティング』(通称サタミ)の方に気合が入るのは自然の道理だ。『感謝祭』と『サタミ』の幕開けが森脇にとっての秋なのである。これは「謙虚! 感謝! 素直!」のシャドーボクシングに力が入らないはずがない。

 そんなわけで、毎年9月後半頃から、貧乏ゆすりをし始める森脇である。今年はTwitterで≪牛のヨダレ!≫≪感謝マジック!≫≪謙虚ドリル!≫など、ツイートの末尾で意味不明のワードを連呼していた。そして誰からも拾われないのが森脇健児の森脇健児たる所以だ。『感謝祭』の前日、9月27日には≪おっ!キンモクセイの香りがしてきた、≫とツイート。どうやら森脇にとって「キンモクセイ」は『感謝祭』と『サタミ』が始まる合図、いわば法螺貝の音のようなものらしい。そして10月17日、≪ここにきてまてキンモクセイの香りこの秋、二回目のキンモクセイ≫とツイート。このあたりからは完全にギアがハイに入った模様で、≪コツコツが勝つコツ≫≪スターにならなくていい、みんながヒーローになろう≫≪グチョグチョに愚直!≫などのアッパーなワードが目立つようになる。森脇がキンモクセイの香りを叫んだら秋。日本の二十四節気に「森脇嗅金木犀」を加えたいところだ。

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