「あなたはバイセクシャル?」と聞かれたハリー・スタイルズの対応が素晴らしいと話題に
昨年のワールドツアーでパフォーマンスした「Medicine」という未発売曲が、「彼といちゃつく僕」「こういうこと好きなんだって気づく僕」という歌詞だったため、「バイセクシュアルだとカミングアウトした!」と大騒ぎされたボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(以下、1D)のハリー・スタイルズ。
このツアーの最終公演で、観客が掲げていた「僕はゲイ」というボードを読み上げたところ、ファンはまるでハリーがカミングアウトしたかのように喜び、大絶叫。ハリーはその反応を楽しむかのように笑いながら「まぁ、みんな誰でもちょっとはゲイっぽいものを持ってるしね」と発言し、ネット上でも大きな話題になった。
そして、今年5月に開催されたファッションの祭典METガラ」のレッドカーペットには、乳首スケスケで、フリルのついた黒のトップを着用し颯爽と登場。きらびやかなジェンダーレスファッションはハリーにとてもよく似合い、「ここまで堂々とバイセクシュアルだとアピールするなんて!」と感極まるファンが続出した。
このように、本人はカミングアウトしていないのに「バイセクシュアル」と半ば事実のように決めつけられているハリー。そんな彼が、最新インタビューで「バイセクシュアルか?」とストレートに質問をぶつけられた。
問題のインタビューは、現地時間14日に英大手タブロイド紙「ガーディアン」電子版に掲載されたもの。
このインタビューの後半、フェミニンでジェンダーレスなファッションを好む傾向について話を振られたハリーは、「僕にとっては、着る服がレディースかメンズかってことは問題じゃないんだ。いいなと思うシャツを見つけて、『これ女性用ですよ』と言われても、『え~! じゃあ、着るのやめようかな』とはならないんだよね」と発言。「自分らしくいられるようになったら、本当に楽になると思うんだよ」「服だけじゃなくて、音楽もそう。音楽も、ジャンルの境界線があいまいになっているだろう?」と楽しそうに語った。
この言葉にインタビュアーは、「セクシュアリティもあいまいに……ということでしょうか」と質問。「うん」と即答したハリーに、間髪入れず「一般的な認識としてですが…… あなたは自分のことをストレートと定義していない。歌詞や、あなたが好むファッションや、新作アルバムのジャケット写真もそうだけれど、あなたがバイセクシュアルだと示唆するようなものがたくさんある。この件に関して、今まで質問されたことはありますか?」と聞いた。