NEWS・加藤シゲアキ、新潮社から異例の好待遇!? 小山慶一郎との明暗を分けた未成年飲酒騒動
12月21日発売の文芸誌「小説新潮」(新潮社)2020年1月号より、NEWS・加藤シゲアキの長編連載『オルタネート』がスタートするという。昨年6月、ウェブサイト「文春オンライン」に未成年との飲酒同席騒動を報じられ、グループの存続まで危ぶまれていたが、現在の加藤の活動は、スキャンダルの“残り香”を感じさせないほど順調のようだ。
新潮社の発表によると、同連載は高校生が主人公の学園青春小説だといい、作品に加えて、本人のロングインタビューも掲載予定だという。
「デビュー作となった単行本『ピンクとグレー』(角川文庫)など、すでに小説家としての実績はある加藤ですが、新潮社は『小説新潮』でのロングインタビューに加えて、発行部数も大幅アップで発売に臨むなど、加藤に異例の好待遇を行うようです。同社は近年、『週刊新潮』にメリー喜多川会長のインタビューを掲載したり、King&Princeのカレンダーを制作するなど、急激にジャニーズと距離を縮めているため、連載の話自体、トントン拍子に決まったのではないでしょうか」(出版関係者)
そんな加藤のスキャンダルは、昨年5月に勃発。同じNEWSの小山慶一郎とともに飲み会に参加した際の音声がネット上に流出した。その席にはNEWSファンとみられる未成年女性も参加しており、最終的にジャニーズサイドはこれらを事実だと認めた。
「小山は音声の中で、未成年女性に一気飲みを促す様子が確認され、約3週間の謹慎と、長年キャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)の実質降板という処分となりました。一方の加藤は、飲酒をあおる等の行為は、音声内に認められなかったためか、厳重注意と金曜コメンテーターを務めていた『ビビット』(TBS系)での生謝罪をもって、この件については“精算”されたようです」(スポーツ紙記者)
同年末に、加藤は『犬神家の一族』(フジテレビ系)に出演し、今年も12月21日に最新作『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(同)の放送を控えている。
「一方の小山も、今年7月より健康促進バラエティー番組『小山慶一郎の健者BORDER30~専門医が導く健康への分かれ道~』『バラいろダンディ』(ともにTOKYO MX)と2本のレギュラーを獲得するも、ネット上では『MX落ち』と揶揄されるように。日本を代表する文芸誌で、書き下ろしの連載を始める加藤に比べれば、やや見劣りする展開です。流出した音声の内容によって、両者の明暗は分かれたのかもしれません」(同)
昨年、世間はもちろん、ファンの信用をも失ってしまった両者だが、「小説家」という肩書を持っていた加藤は、小山に比べて幸運だったのかもしれない。