関ジャニ∞・村上信五、「今年は見たくない景色も見た」発言に「悲しすぎる」とファン悲痛のワケ
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系、12月14日放送)にメンバー全員が登場し、2019年を振り返った。その中で、“出て行ったメンバー”に触れる一幕があり、ファンから激励の言葉が飛び交っている。
19年の関ジャニ∞といえば、デビュー15周年という節目にして、5大ドームツアー『十五祭』を最後に錦戸がグループを脱退。ジャニーズ事務所からも退所した。5人で再出発となったメンバーは、11月6日から始まった『47都道府県ツアー UPDATE』の真っ只中だ。そんな彼らに番組が用意したのは、「ああすばらしきあいうえお2019」企画というもので、19年の思い出を語ってもらうというもの。
しかし大倉忠義は「大丈夫かなあ~? ほぼほぼしゃべられないことばっかりやけど……」と不安げで、「ホンマやな」「いろいろあったからな」とメンバーも同調するとスタジオでは、“自虐的”な笑いが起こっていた。
まず横山裕は、19年の思い出として「丸山隆平が大阪の番組で収録に大遅刻した」際のエピソードを披露。これに丸山は「マネジャーがちゃんと起こしてくれなかった」と言い訳していたが、メンバーは「自分で起きろ!」と総ツッコミ。さらに横山は、別の場面で村上信五が「プライベートでお酒を飲むのはいい。でも、本番でちょっとでも出すな」と、丸山へ本気のダメ出しをしていた場面も見かけたと告白。ちなみに、丸山はこのとき「ごめんなさい……」と素直に謝っていたそう。
一方の村上は「いろいろあって遊べなかった」と、多忙だった1年を振り返る。続いて大倉は「お酒を飲んでも早起きできるようになった」と体調の変化を明かし、安田章大は「顔のホクロが巨大化した」と言って笑いを誘った。
ここまで明るく今年を振り返っていた関ジャニ∞メンバーだったが、「今年を漢字一文字で表す」という話題になると、空気が一変。村上の漢字一文字は「見」で、「見たい景色も見たくない景色も、いっぱい見てきた」という。『G20大阪サミット』のイベント参加など新しい取り組みがあったと言いつつ、“見たくない景色”の具体的な内容には一切言及しなかった。
続けて、安田は「友」だと言い、その理由を「出て行ったメンバーも残ったメンバーも含めて、仲間同士で一緒に作り上げた時間があったからこの形に至ってて。今5人になってますけど、“友”って言えるような仲間と一緒に仕事ができて、プライベートも(一緒に)おれるのが幸せ」と、“出て行ったメンバー”として暗に錦戸へ触れつつ告白。横山からは「めちゃくちゃいいやん!」と感動の言葉が飛んでいた。
安田の発言を受け、丸山は漢字一文字を「共」とし、「ファン、視聴者、メンバー、マネジャー、スタッフさんとか、番組もそうだし、いろんな思いを“共有”して。『クロニクル』も僕たちに向き合ってくださった時間もあって、そのおかげで僕たちも再スタート(できた)。“共存”していこうと決めたりとか、“共”にこれから歩んでいくための基盤を作った年だった」と、真剣な面持ちで1年を振り返った。これにはメンバーから「お~……」と深い感心の声が上がり、しみじみとした雰囲気に。あらためて、5人で“再出発”する決意を固めたようだった。
この放送を見ていたファンは、ネット上に「いろんなことがあった2019年だったけど、同じ方向を向いて全力で走り続けてくれる関ジャニ∞の5人が大好き。これからもずっと応援してるよ!」「丸ちゃんの言う通り、メンバーだけじゃなくて、たくさんの人と支え合った1年だったんだろうなあ」「今は今で幸せって思えるのは、5人がつらいことにもちゃんと向き合った証拠だと思う。来年は絶対楽しい1年にしようね!」など、関ジャニ∞メンバーへ激励の言葉が多数上がった。また、村上の「見たくない景色も見た」という言葉について「結構重たいよね」「言葉が胸に突き刺さる」「村上さんの言葉が今の関ジャニ∞のすべてなんだろうな」「ホント刺さる」「悲しすぎて、その言葉を聞きたくなかった」「めちゃくちゃしんどくなった」といった声も上がっている。