松本莉緒、マタニティマークの人に「席を譲ってあげて」発言に「気遣い大事」「強制するな」と賛否
女優でヨガインストラクターの松本莉緒が、マタニティマークをつけている人を見かけたら「思いやりの気持ちで席を譲ってあげてください」と“優先席”を譲るように自身のインスタグラムで呼びかけた。これに対し、一部のネットユーザーから「ほかにも優先席が必要な人がいるってことわかってるよね?」などと批判が噴出している。
「12月3日、自身のインスタグラムで第1子妊娠を報告していた松本ですが、同9日にマタニティマークをつけて電車に乗ったところ『優先席に座っていた方が、このマークに気付いて「気付かなくてすいません!」と席を譲って下さった』と明かしています。続けて『バス、タクシー、電車などの交通機関の揺れは妊婦さんにとってストレスが多いもので…ストレスが重なれば流産にも繋がってしまいます』『もし、このマークが目に入ったら皆さまも疲れていると思いますが、思いやりの気持ちで席を譲ってあげてください』と呼びかけたところ、一部ネットユーザーに反感を買ってしまったようです」(芸能ライター)
インスタグラムのコメント欄には、「僕もマークを見たら席を譲ります」「妊婦さんに席を譲る優しさや気遣い、大事ですよね」「妊婦さんのツラさや悩みを少し知れて、公共施設や交通機関での自分を改めようと思いました」と賛同する声が見受けられる一方で、ネット上では「妊娠した途端にこういうこと言い出すから、“妊婦様”とか言われるんだよ」「譲るのは思いやりの行動だから、こうやって強制されるのとはまた違う」「見た目で元気そうだからって、誰に対しても『妊婦だから譲って』はちょっと違う」と批判コメントも書き込まれている。
また、松本はマタニティマークを白黒のリボンでデコレーションした画像をアップ。これも批判の種となったようだ。
「『これだとマタニティマークだと気づかない。ただのオシャレな飾りに見える』『こんなので「気付いてくれ」って言われても、わからないと思うけど』『飾りすぎたマタニティマークはただのキーホルダーと勘違いしてしまうかも』との指摘の声が多く出てしまったのです」(同)
そんな中、松本の呼びかけについて「日本人は労働時間が多くで、心にゆとりがない人も多いし。まずは心のゆとりをつくることが必要」「若い人の間では『声をかけたら失礼』みたいなのもあって、譲りづらい雰囲気がある」など、日本社会の構造が問題だと指摘する意見も。
波紋が広がった松本の呼びかけだが、“正解”のないテーマだからこそ、考え続けなければいけないのかもしれない。