元SMAP、『ガキ使』に出演決定!? 「ジャニーズ圧力」「忖度」で頓挫、1年越しの実現か
元SMAPの稲垣吾郎と草なぎ剛、香取慎吾が、大みそか放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の恒例年越しスペシャル『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に出演することが一部メディアで報じられた。この報道に、業界関係者は「3人の地上波番組への出演が、本格的に解禁されることになるかもしれない」と注目しているという。
「元SMAPの3人が出演するという情報は、ニュースサイト『デイリー新潮』の12月6日配信記事や、同10日発売の『女性自身』(光文社)が報じました。『笑ってはいけない』は“年末の目玉特番”で、毎年さまざまなゲストがサプライズ登場し、大きな話題になりますが、稲垣らの出演は例年以上に反響を呼ぶでしょう」(芸能ライター)
2017年9月8日にジャニーズ事務所を退所し、同月22日には公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げた稲垣と草なぎ、香取の3人。昨年11月には「フラッシュ」(同)が、その暮れの『笑ってはいけない』に3人の出演プランが存在していたものの、日テレがジャニーズサイドに忖度したために実現しなかったという情報を伝えていた。
「以前はジャニーズからの『3人をテレビで使うな』といった圧力に加え、局側がジャニーズに配慮して『3人を使わない』とする雰囲気が、業界中にまん延していました。そのため、彼らの出演は一部特例を除き、SMAP時代からのレギュラーのみ継続し、やがてフェードアウトしていったのですが、今年7月、ジャニーズ事務所が民放テレビ局などに圧力をかけ、3人の出演を阻止した疑いがあるとして、公正取引委員会(公取委)から、“注意”を受けていたことが明らかに。ジャニーズは、今年に入った頃から、『圧力などまったくない』としきりにアピールするようになったので、おそらく公取委の調査を受けて、態度を変えたものとみられます」(テレビ局関係者)
そもそも、テレビ局側が忖度すること自体、圧力の存在を認めていることに等しいが、今年は徐々にキー局の情報番組などで、3人の話題が取り上げられるようになった。
「現場では『3人を起用したい』という声が根強かったものの、今まではジャニーズに近しい編成スタッフが“NG”をかけていました。今後は、『笑ってはいけない』を皮切りに、本格的な出演解禁となりそうです。さらに、12月8日配信のニュースサイト『文春オンライン』が、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)の正月特番にも3人が出演すると報じ、翌日にはテレ東が公式発表しました」(同)
2020年の3人の活動は、SMAP解散直後とは様変わりすることになりそうだ。