田村淳、亮との会社設立発表の舞台ウラ――「宮迫と一緒にされたくない」という思いも?
ロンドンブーツ1号2号・田村淳が、相方である田村亮とともに、新会社「LONDONBOOTS」を設立したと発表。同社は、「田村亮と吉本興業を繋ぐ為の会社」と説明されており、今後同社は、吉本興業とエージェント契約を結ぶとみられている。闇営業騒動後、表舞台から姿を消していた亮だが、淳は密にコミュニケーションを取り続け、どうにか芸能界復帰できる道筋を立てたようだ。しかし本来、今回の発表や、ひいては亮の復帰自体も、「もう少し早くなる可能性があった」ようだ。
亮は7月20日、現在も活動を休止している雨上がり決死隊・宮迫博之とともに記者会見を開き、吉本批判を展開。当時、両者は自分たちの口から、闇営業騒動について謝罪したいと希望したものの、吉本サイドがOKを出さなかったと明かした。
「亮は会見後も、宮迫と行動をともにするとみられていましたが、現実にはすぐさま、淳を頼る形になったようです。そして4カ月以上もの時間を掛けて、ようやく新会社設立の発表に至った。しかし、本来であれば、11月の中旬頃に発表を予定していたそうなんです」(テレビ局関係者)
発表を先送りにした原因は、ほかならぬ宮迫だったとみられる。
「11月21日、明石家さんま主催の宮迫を激励する集い『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会』が行われました。同会は、宮迫の芸能復帰を目指すという点で、淳と亮の新会社設立と目的は通ずる部分があったかもしれませんが、淳からすれば『一緒にされたくない』という考えがあったのではないでしょうか。というのも、宮迫に関してはまだまだ世論が厳しく、『復帰すべきではない』という向きが強い。自分たちの計画がそうした世論に飲み込まれるのを避けたいとの思いから、淳は発表を激励会の話題が収束するまで見送ったと言われているんです」(同)
確かに宮迫の激励会については、業界関係者も「時期尚早だった」と、冷ややかな目で見ているという。
「すでに宮迫との会見は、淳や亮にとって“黒歴史”のようになっているのでは。先日『中西正男のなにわ芸能かわら版』で配信された淳のロングインタビュー『田村淳の告白。相方・亮への思い、「ロンドンブーツ1号2号」の今後と新会社設立の理由』では、会見内容について触れているものの、宮迫の名前は一切出てきませんでした。そして、11月時点では、亮の『年内復帰』の可能性が検討されていたものの、一部スポーツ紙の報道で、実現しないことが明らかになっています。もし今回の発表が段取り通りに行われていれば、亮は年末の恒例番組『クイズ☆正解は一年後』(TBS系)でテレビ復帰を果たせていたのかもしれません」(同)
7月の会見では、肩を並べていた宮迫と亮だが、その後の両者が進む道筋は、まったく異なるものになったようだ。