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Kis-My-Ft2、ジュリー社長が台湾イベント“同行”報道――『紅白』に続き「推す」流れか

2019/12/04 08:00
サイゾーウーマン編集部
ルーツを辿れば嵐班でもあったしね?

 CDデビュー9年目にして、大みそかの『NHK紅白歌合戦』への初出場を掴んだKis-My-Ft2。11月30日には、台湾・台北で行われた『ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI』のライブステージに登場し、海外初パフォーマンスを披露した。大きな仕事が舞い込む中、ジャニーズ事務所も彼らの売り出しやバックアップに本腰を入れているようだ。

 Kis-My-Ft2は2011年8月にシングル「Everybody Go」でデビュー。CDの売り上げは高水準をキープしているものの、これまで『紅白』の出演機会には恵まれず、同年11月にデビューしたSexy Zoneの方が先に13年の『紅白』に抜てきされた。しかし、今回はそのSexy Zoneが落選し、入れ替わる形でKis-My-Ft2が“ジャニーズ枠”に新加入。Kis-My-Ft2メンバーにとってもこのタイミングでの同番組出場は予想外だったのか、知らせを聞いた時は7人とも同じ反応をとっていたとか。

 メンバーの藤ヶ谷太輔は、11月30日放送のラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)で、その瞬間を振り返った。

「出場が決まった時に、いろいろ当日の流れとかありますけど、自分がやっぱりね、一番印象的だったのが、事務所の方に……。まぁ、“社長”って言っていいのかな。社長にその、『おめでとうございます』と。『「紅白」出場決まりました』っていうのを、報告を受けた時に、全員やっぱり、同時に『えっ!』って言ったんですよね。『えっ!』って言って、その後みんな、なんて言っていいか、驚きすぎて。『よっしゃー!』とか叫ぶとか、『ワー!』とかっていう感情よりも、みんな『えっ!』って、止まったんですよね」

 そこにはマネジャーも同席しており、自分や周囲が何の言葉を発したのかも覚えていないそうだが、とにかく7人が同時に「えっ!」と反応したことが印象的だったという。藤ヶ谷の言う“社長”とは、今年9月27日付でジャニーズ事務所の代表取締役社長に就任した藤島ジュリー景子氏を指しているとされる。7月9日に亡くなったジャニー喜多川氏の姪っ子で、かねてより「次期社長候補」として名前が挙がっていた人物だ。

 そんな中、台湾での『ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI』に「ジュリー社長も同行していた」という説が一部ファンの間で話題になっている。香港在住のKis-My-Ft2ファンが、Twitter上に香港紙の「蘋果日報」の紙面をアップし、「ジュリーさんもキスマイと一緒に台湾へ行きましたよ」といった意味の日本語を投稿。その記事やWEB版「蘋果日報」を見る限り、藤島社長の名前に続いて日本語で「付き添い」を意味する「隨行」の文字が確認できる。

 報じているのは「蘋果日報」のみだが、これを知ったファンは「新聞に『藤島』って書いてあるから、ジュリーさん同行してるんだ!」「キスマイにジュリーさんが同行してたの、意外すぎてびっくり」「ジュリー社長が台湾同行? 少しはキスマイにいい風吹いてるのかな」と衝撃を受けている。そもそもKis-My-Ft2といえば、デビュー当時からしばらくは元SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏がマネジメントを担当。両グループはバラエティやドラマなどで頻繁に共演し、SMAPメンバーとの“セット売り”によって、キスマイの露出が増えていった経緯がある。また、中居正広は“後ろの4人”こと、千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣による派生ユニット・舞祭組のプロデュースを手掛けるなど、“師弟関係”を結んでいるともいえる。

「しかし、16年1月に表面化したSMAPの解散騒動を受け、責任を取る形で飯島氏が退社。飯島氏がいなくなってしまい、SMAPも解散となったことから、一部ファンはキスマイの今後の活動を不安視していたんです。ところが、それは取り越し苦労だったようで、キスマイメンバーは今も個々でドラマ、舞台、映画、CMなどへの出演が続いています。今春にゴールデンタイムに昇格したレギュラーバラエティ『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)も好調で、アルバム『FREE HUGS!』(4月発売)はオリコン週間ランキングで初週20.5万、最新シングル『Edge of Days』(11月発売)が初週16.7万枚と、売り上げも決して悪くないんです。昨今のジャニーズは関ジャニ∞メンバーだった渋谷すばる、錦戸亮が脱退したほか、稼ぎ頭の嵐は2020年末をもって活動休止に入り、若手のHey!Say!JUMPは一時に比べて人気が落ちてきています。事務所にしてみれば、それなりの一般認知度があり、数字面でも結果を出しているキスマイを推すのは、当然の流れなのかもしれませんね」(同)

 飯島氏の退社やお世話になったSMAPの解散を乗り越え、大きな成長を遂げたKis-My-Ft2。ひとまず、『紅白』でのパフォーマンスに注目が集まる。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2019/12/04 08:00
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