関ジャニ∞や嵐も被害――ジャニーズ、デジタルチケットの“惨劇”に「事務所アホ」と呆れた声
11月20日、ジャニーズ事務所のファンクラブサイトにアクセスが殺到し、関ジャニ∞のコンサートや、一部イベントにおいて、「デジタルチケット(QRコード)が表示されない」というアクシデントが発生。さまざまな要因が重なってサーバーに負荷がかかってしまったものとみられるが、ジャニーズファンからは「サーバーダウンでサイト開けないとか、もうデジチケやめたら……」「運営がアホすぎる」と、手厳しい声が相次いでいる。
騒ぎの発端は20日午後12時頃、1時開演の『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』熊本公演に参加する人や、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催中の『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』に向かうファンなどの書き込み。入場の際は、ファンクラブの会員サイトへログイン後にQRコードを表示し、係員に見せる形だが、同時間帯はファンクラブページがつながりにくい状況だったそう。
同時間帯には、来年デビューするSixTONESとSnow Manのファンクラブ入会受け付けが始まったばかりで、我先にと申し込むファンによりアクセスが集中したとみられている。また、この日は『ARASHI SPECIAL SHOOTING “5×20” at Tokyo Dome 2019.12.23』の当選発表と、King&Princeが出演する番組協力の当選発表も重なっていたとか。
「関ジャニ∞のコンサートや『嵐を旅する展覧会』に加えて、関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ!groupも同日に公演を控えていました。なお、関ジャニ∞は熊本公演のあとに福岡公演を行うという、1日2ステージの予定。チケットが表示されず、焦るファンの人数も2倍になりました。通常、デジタルチケットの案内メールには、『万が一の大規模な電波障害等』の可能性もあるため、『スクリーンショットでかならず保存してください』と、記載があります。とはいえ特別な事情がない限り、スクリーンショットでの入場はできない仕組み。コンサートに行くファンは大焦りしたことでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
一部ファンの間で「嵐の展覧会、これから行くんだけどサイト開けない。困る」といった“悲鳴”が上がると、「スノストのFC入会の影響を考えなかった事務所がバカ」「スノストFC開設でサーバー落ちてデジチケが表示できないのは、あまりにも可哀想」「事務所、相変わらずデジタル関連に弱いな……」と、事務所サイドへの批判が飛び交った。そんな中、SNS上で「デジチケ使う人のために、6時までFCページにアクセスしないで」との呼びかけも広まり、3時頃までにはファンクラブページは閲覧できるようになったという。
「デジタルチケットを導入した直後には、多くの観客が入場できず大惨事になったこともあります。17年4月8日に開催された『ジャニーズJr.祭り』の昼公演では、“機材トラブル”により約80分遅れでスタートするなど、前代未聞の公演に。翌9日、ジャニーズは公式サイトで『本来、存在しない座席番号がチケットに印刷されてしまっていることが、開場後すぐに発覚いたしました』と説明し、主催者側のコンサート事務局とヤング・コミュニケーションの連名で謝罪しました。その後、デジタルチケット関連で“事件”はなかったものの、ここへ来て大きなミスを犯してしまいましたね」(同)
なお、最も緊急性の高かった関ジャニ∞の熊本公演は、スクリーンショットを保存していた人が会場内へ通されたほか、会員証や身分証明書を提示するなどの対応を取り、無事に入場できたファンも少なくなかったとか。また、MCではメンバーが「電波障害起こったでしょ?」と、タイムリーなデジタルチケットの話題に触れる場面もあったそうだ。
今後はこうしたハプニングが起こらぬよう、改善してくれることを願いたい。