関ジャニ∞・丸山隆平、『関ジャム』で“コメント拒否”も「好感持てる」「好き」と言われたワケ
関ジャニ∞がさまざまなアーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。11月17日の放送回では、「椎名林檎特集」が行われた。
アーティストゲストとして、作曲家のヒャダインと岩崎太整が登場し、スタジオでは椎名の「音楽的なすごさ」を解説。さらに、椎名本人へのインタビューも行われ、作曲法やメロディーメーカーとしてのプライド、さらには椎名の根底にある“音楽に対する想い”まで、本人から赤裸々に語られた。
独特な世界観が持ち味の椎名だが、実は匿名掲示板「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)やSNSの書き込みといった、世間の生の声が発想の元になっているという。「(悩みや葛藤など)そのことに対して(曲を)贈りたい」という思いから、楽曲を作り出しているのだそう。
また、椎名が作詞作曲し、宮本浩次とデュエットしている「獣ゆく細道」(2018年)は、ヒャダインいわくBメロ部分が「難解」なのだとか。これに対し、椎名が「己の中のもう一人の己」を表現し、「“相槌”を入れるための作り」だと解説。ヒャダインは「予想の斜め上を、でしたね……そんな……!」と衝撃を受けていたが、村上信五は「相槌のためにBメロ作るって……俺、意味がわからないです」と苦笑い。本人の解説を聞いても理解できないほど、難解な作品だと証明されたのだった。
そんな中で村上が「丸は? 林檎さんの曲(どう)?」と丸山隆平に質問すると、「コメントしたくないです」とまさかの返答が。というのも、丸山は椎名の大ファンだそうで、村上に「俺がしゃべってもムダ! 次いって! ホントすごいから。次ちょっと聴きたいです」と進行するよう促し、自分が話すよりも椎名のインタビューを流すことを優先してしまう。
これには横山裕から「ならなんで(スタジオに)おんねん、今日!」とツッコミが入っていたが、ネット上では「丸山くんのコメントから林檎さんへの相当強い思いが伝わってきてめっちゃいい」「丸山くんの『俺は何もしゃべらない』という姿勢、真のファンだと感じました」など、丸山に共感する声が続出。さらに、椎名のファンからも「関ジャニ∞の丸山さん、ガチすぎて大変好感が持てる」「椎名林檎が好きすぎて発言を控える丸山さんを好きになってしまった……!」との声も寄せられていた。
10月25日放送の『ミュージックステーション』(同)に椎名が出演した際、女優の吉岡里帆がゲスト出演していたが、彼女もまた椎名の大ファンで、興奮のあまり“半泣き状態”になっていたことがネット上で話題に。「キャー! 最高!」「ヤバいです、とろけました」と破顔する吉岡に対し、視聴者からは「ガチファン」「そんなに好きなんだ!?」と驚きの声が上がった。そして実は、関ジャニ∞も同日に『ミュージックステーション』へ出演していた。目の前で歌う椎名を前に、丸山は一体どんな気持ちだったのだろうか……。
(華山いの)