嵐・二宮和也、「嫌いな人は何人かいたほうがいい」――悩める学生ファンへの助言に反響
嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BayFM)が、11月10日に放送。学生だというリスナーから、「私は苦手な人が多くて、32人のクラスメイトのうち20人が苦手な人です」「二宮さんは苦手な人や嫌いな人が多い方ですか? 少ない方ですか?」というメッセージが届いた。
二宮はまず質問について、「(人数を)比べたことないからなー!」と言いつつ、「生きてる年数が違うから、俺の方が(嫌いな人)多いんじゃないの? 20人よりは」と返答。また、「あんまり『苦手』ってのがないかも、『嫌い』はあるけど。『苦手』くらいの感じだったら、苦手と思ってないかも」と自己分析した上で、「嫌いな人の方が仕事がしやすい」とのこと。
「端的に、効率求めてやっていこうと思ったら、『好きな人とやっていこう』ってなったときに、めちゃくちゃ大変じゃない?」と問いかけ、「質を保って効率上げて、ガンガンやってくなら、嫌いな人の方が楽だよね」とコメント。割り切って仕事をする時、二宮の場合は“好きな人”だと逆にやりにくいよう。「仕事に対して『ちゃんと担保していこうね』ってのは、(嫌いな人との方が)保てる気がする」と言いつつ、「でも僕は、嫌いな人なんていないけどね!」とおちゃらけたのだった。
さらに、「嫌いなこいつと一緒にやって、『こいつよりいいもの出そう』って切磋琢磨して。漫画でもそうじゃん?」と、『ドラゴンボール』(集英社)を挙げながら説明。『ドラゴンボール』では、最初は対立していた孫悟空とベジータが、次第に仲良くなり、お互いを認め合うようになるが、それについて、「(相手を)認めだしたから、我々読んでる側にはすごく大きな感動があって。友情が芽生えたけど、じゃあそれ以降、強くなったかっていうと、それはどうですか?」と指摘。
「そういうことで言うと、俺は(嫌いな人が)いたらいたでいいし、いないなら生活しやすいし」と、どっちでもいいと言いながら、「実際には(嫌いな人が)何人かいたほうがいいんだろうね、意外と」「好きな人だといろいろ気使っちゃって、『これやらせちゃったら悪いかな』とか付属のことばっかり考えちゃって、もしかしたら手につかないかも」とのことで、メッセージを送った学生のリスナーには、「運動会なんかめちゃくちゃ強いかもしれないよ、身内に敵がいる状態だから。『あいつより!』ってなったらさ」と前向きなアドバイスを送ったのだった。
二宮のこの考え方にリスナーは、「私にはない発想で、めちゃくちゃためになった!」「こういう深い考え方ができる二宮くん、本当に好き!」「嫌いや苦手をマイナスにしないって、なかなかできることじゃないと思う。二宮くんに相談して正解だね」といった声が集まっていた。
(福田マリ)