松本人志初登場の『行列』15.3%獲得も……「宮迫のためにそこまでやる必要ない」シビアな意見も
ダウンタウンの松本人志が、11月10日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に初登場。同番組は、闇営業問題で降板することになった雨上がり決死隊・宮迫博之が週替わりでMCを務めており、所属事務所の先輩である松本が「助っ人」として出演を快諾したようだ。しかし、ネット上では「まっちゃんがそこまでやる必要ない」「宮迫ならもう戻ってこなくて大丈夫」などの声が上がっている。
「“スペシャルゲスト”として紹介された松本は、登場してすぐに『助っ人みたいなもんやから。抜けたレギュラーいるでしょ? 誰とは言いませんよ』としつつも、宮迫の自己紹介ネタを真似したポーズで『(自己)紹介しときます。ダウンタウンの松本です』と、宮迫の存在をアピールしていました」(芸能ライター)
さらに松本は「これ俺、ノーギャラでって言うてる」と明かすと、番組MCの東野幸治が「松本さんが『宮迫のレギュラー番組ノーギャラで出るで』って言って、日本テレビさんが間に受けてオファーしたらオッケー(だった)」と補足。だが、ネット上では「後輩思いなのはわかるけど、やりすぎじゃない?」との指摘が出ているという。
「宮迫は今年6月に発覚した闇営業問題が原因で、現在活動休止の状態です。そんな宮迫を気にかけているのか、松本は、宮迫も出演していた自身の冠番組『松本家の休日』(ABC放送)に、相方・蛍原徹を代役として出演させています。さらに、出演番組内で宮迫の名前を出してネタにすることも珍しくありません。そのため、今回、宮迫の助っ人として登場したことについて、ネット上では『めちゃくちゃ優しい先輩』『後輩のために行動できる先輩って素晴らしい』と称賛の声が続出。しかし、一部からは『なんでそこまでするの?』『宮迫を助ける必要ない』と不満の声も見受けられます」(同)
一方で、『行列のできる法律相談所』自体の終了を訴える声も多い。
「そもそも『行列のできる法律相談所』は、2011年に暴力団関係者との交際を認めて芸能界を引退した島田紳助がMCを務めていた番組です。島田の降板を受けて、東野や宮迫、フットボールアワー・後藤輝基が週替わりでMCを務める体勢に変わりましたが、今やタイトルになっている“法律”絡みのテーマはほとんど見当たりません。そのため『番組自体をやめてしまえばいいのに』『何で続いているのかわからない』『宮迫復帰の前に番組を終了させて』といった声も散見されます」(同)
しかし、今回に関しては「まっちゃんの出演で久々に面白くなってた!」「やっぱり松本って面白いんだな」といった感想コメントが飛び交うなど、松本の出演をきっかけに番組を見た人も多かった様子。視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前週の10.8%から、4.5ポイントもアップした。
果たして宮迫は無事に復帰を果たし、助っ人として結果を残してくれた松本に、恩返しできるのだろうか。