徳井義実、引退も視野に!? 明石家さんまのフォロー届かず……「バッシングが怖い」と関係者談
個人会社「チューリップ」が、2016年から3年間で法人所得約1億1800万円を無申告だったことを東京国税局から指摘され、10月26日に芸能活動自粛を発表したチュートリアル・徳井義実。6月に闇営業騒動で謹慎した芸人のうち、雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ・田村亮を除く11人が約2カ月後に復帰したということもあり、徳井が自粛を発表した際も「すぐに復帰するのでは」といった声が聞こえてきたが、現在の徳井は復帰の目処が立たず、“引退危機”に陥っているそうだ。
徳井の所得隠しと申告漏れが発覚した当初、すでに修正申告や納付を済ませていたこともあり、徳井本人そして所属事務所・吉本興業ともに活動を自粛する予定はなかったという。しかし、24日に行った謝罪会見後に、過去にも国税局から15年までの所得が無申告だったと指摘されたことや、「チューリップ社」および徳井個人が社会保険の加入手続きをしていなかったことが明らかになり、徳井から吉本に申し入れをして活動自粛に至った。
「その後、収録済みの番組については、出演シーンをカットするといった対応を取った番組がほとんどで、まともに徳井のシーンが放送されたのはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』と『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix)くらい。徳井が初登場した11月3日放送『いだてん』については、重要な役柄であるため出演シーンの全カットはできず、番組冒頭で『徳井義実さん演じる日本女子バレーボールの大松博文監督を描くシーンについては編集などでできるだけ配慮をして放送いたします』とテロップを流す異例の対応が取られました」(スポーツ紙記者)
一方、徳井に対しては、芸能界からも厳しい声が相次ぎ、10月26日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で明石家さんまは「かわいい後輩やけど、今回のことは何ともできん」とコメント。しかし、11月2日深夜放送の『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』(フジテレビ系)では一転、「オレらが何とか助けてあげて、いろいろやってあげなアカン」とフォローを入れた。
「これは徳井の“引退危機”を見越しての発言でしょう。闇営業騒動の芸人たちは、吉本からの“ペナルティー”として“謹慎処分”が科せられました。一方の徳井は、自らの強い希望で、活動を自粛することになったわけで、それはペナルティーとは異なるため、自粛期間を自ら決めることができるのです。しかし彼はこの自粛を『無期限』と捉えているようで、実質的には芸能界引退状態に近いと言えます」(テレビ局関係者)
騒動発覚時、ネット上に書き込まれた「もう見たくない」「引退しろ」といった批判の言葉を目の当たりにした徳井は、「芸能界からは身を引いた方がいい」と思うようになり、復帰についてもまったく考えられない状況だという。
「それを知った周囲は、少しずつでも復帰という方向に持っていきたいといい、さんまの発言もそのような考えから出たのでしょう。10日には徳井のニュースを扱った『ワイドナショー』(フジテレビ系)と『いだてん』の放送があったものの、ネット上での徳井に対するバッシングは減少。しかし、本人はいまだ『視聴者を不快にさせる……』という恐怖心が強いようですね」(同)
世間やマスコミからの厳しい視線に屈することなく、徳井が芸能活動を復帰する日は訪れるのだろうか。