チュートリアル・徳井義実、ビッグダディ・林下清志、茂木健一郎……税金滞納で物議!
10月23日、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、2016年から3年間で法人所得約1億1800万円を無申告だったことが、ニュースサイト「FNN.jpプライムオンライン」の報道により発覚。その後、過去にも国税局から15年までの所得が無申告だったと指摘され、さらに個人会社「チューリップ」および徳井個人が社会保険の加入手続きをしていなかったという新事実も明らかになっている。同月24日には都内で謝罪会見を行い、26日に所属事務所の吉本興業が徳井の芸能活動自粛を発表した。
「すでに修正申告と追加徴税約3700万円の納付は済ませたそうですが、次々と明らかになった徳井のルーズさに、『何度も指摘されているなら、「忘れていた」で済まされる話じゃない』『バレなければ、しらばっくれようとしていたんでしょ?』『国民の義務を果たしてない人間は最低』とネット上はシビアな反応を見せています」(芸能ライター)
税金滞納が取り沙汰された有名人は徳井以外にもいる。ビッグダディこと林下清志もその一人だ。
「13年5月30日号の『女性セブン』(小学館)が、林下の税金滞納を報じました。林下は同年3月に預金を引き出そうとしたところ残高が“0”になっていたといい、『いくらなんでも、0はねえだろと思って記帳したら、カタカナで『サシオサエ』って印字されて出てきたの。初めてみたよ、そんなの……』と語っています。原因は2年間で約100万の税金が未払いだったことだといい、ネットユーザーからは『林下自身は自業自得だから仕方ないけど、子どもたちの生活はどうするの』『テレビでの言動から常識がないと思っていたけど、ここまでアホだったんだね』『子作りより先に、税金を支払え』と厳しい声が続出したんです」(同)
また、脳科学者の茂木健一郎氏は09年11月、東京国税局から08年までの3年間で、約4億円の所得の申告漏れを指摘されていたことが報じられた。報道の時点で無申告分の税金を納め、その後、無申告加算税分も納付したという。
「しかし、報道から4年以上経過した後も、Twitter上では一般ユーザーから『脱税した人間が、他者に意見を言う資格はない』など、茂木に対して批判的なコメントが寄せられたそうなんです。そして、14年6月18日に茂木は自身のTwitterに『オレが申告してなかったのは悪いよ。謝る、ごめんな。でも、倍返しでたくさん払ったんだよ。ものすごく損した。その後も毎年たくさん納税して、国家の財政に貢献している。お前らにごちゃごちゃ言われる筋合いはない!』(現在は削除済み)と投稿しました。茂木の“逆ギレ”とも取れる投稿に、ネット上からは『批判されても仕方ないことをした茂木が悪い』『逆ギレできる立場じゃないでしょ』『「倍返しでたくさん払った」って、当然のことなのでは?』と厳しい意見が相次ぎました」(同)
国民の3大義務の1つである“納税”。義務を怠った有名人の信用や好感度が落ちてしまうのは仕方がないことのようだ。
(立花はるか)