窪田正孝『エール』、「駄作の予感」「蘇る悪夢」の声――NHKが脚本家“異例”交代
2020年春からスタートする連続テレビ小説『エール』(NHK)の脚本家が、当初の林宏司氏から清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏の2人に途中交代することが明らかになった。脚本家の途中交代は、異例の事態だという。さらには番組スタッフも脚本執筆に関わっているといい、ネット上では「先行き不安」「期待してたのに」との声が募り始めている。
『エール』は、窪田正孝が主演を務め、昭和の時代に多くの名曲を生み出した主人公の作曲家・古関裕而(窪田)と、その妻・金子(二階堂ふみ)の2人が、音楽とともに苦楽を生き抜く姿を描いた物語になるという。
「脚本を担当する予定だった林氏は、これまで『医龍-Team Medical Drago-』や『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(ともにフジテレビ系)などの人気テレビシリーズを手掛けています。それだけに、『エール』が発表された際には期待の声が多く上がったのですが、ここにきて、突然の脚本家交代。ネット上では早くも『楽しみにしてたのに、いわくつきのドラマになっちゃった』『こういうトラブルが起きたドラマって、面白くなくなる』『脚本家が林さんだから見ようと思ってたのに……』との声が出始めています」(芸能ライター)
撮影は9月中旬から始まっているため、交代劇の裏には事情が見え隠れするものの、NHKは「制作上の都合」と説明するに留めている。
「『スポーチ報知』によると、クランクイン直後から林氏と演出担当との間でトラブルが発生していたとか。脚本も早い段階から、林氏ではなくスタッフが執筆していたそうで、その後、修復不可能な関係になり林氏の降板に至ったようです。この状態だと、途中交代とはいえ林氏はほとんど脚本に携わっていないでしょうね」(同)
一方で、『エール』のプロデューサー(制作統括)を務める土屋勝裕氏についても不安要素があるという。
「土屋氏は、大河ドラマ『花燃ゆ』(同)でも制作統括を担当しています。『花燃ゆ』といえば、井上真央主演で制作されるも、当時の大河ドラマ史上、歴代最低視聴率を記録。そのため、ネット上では『スタッフ陣に不安』『駄作の予感しかしない』『甦る、「花燃ゆ」の悪夢』といったコメントが上がり、さらに、番組スタッフが脚本を執筆することについても『スタッフが書く時点でおかしい』と不信感は強まっているようです」(同)
放送前からトラブルに見舞われた『エール』だが、トラブルを跳ね返していい作品になることを期待したい。