香取慎吾、ソロアルバム発売決定も「木村拓哉にぶつけた」と物議! リリース時期が被ったワケ
元SMAP・香取慎吾の初のソロアルバム『20200101』(ニワニワワイワイ)が、2020年の元日にリリースされることが発表された。木村拓哉も、同じくファーストソロアルバム『Go with the Flow』を20年1月8日に発売すると発表しており、一部SMAPファンの間では「香取が木村の発売日に“わざと”ぶつけたのでは?」などと物議を醸しているようだ。
SMAP解散から約3年後、元メンバー同士がほぼ同時期にファーストアルバムをリリースすることに。ともに多数の豪華アーティストがゲスト参加しており、「香取と木村のファンならずとも手に取りたくなる作品」(芸能ライター)だという。
「リリース時期が重なったのは偶然と考えるのが自然でしょう。特に木村については、年単位のプロジェクトで準備を進めていたと言われていますし。ただ、同時期に発売すれば、ファン同士のいざこざやが起きたり、売り上げが比較されることは容易に想像がつきますし、後出しとなった香取は、発売をずらすということもできたはずですが……」(レコード会社関係者)
しかし、あえて香取がリリース時期を変更しなかった理由については、「同週発売ではなかった」ことが真っ先に挙げられるという。
「音楽業界の慣習として、売り上げと同じぐらいオリコンランキングの『初登場順位』を意識していますが、次週以降はそこまで気にしていません。オリコンの集計期間は毎週月曜から日曜までが対象となっているため、発売日が1週ずれていれば特に問題視することはないでしょう。そのために、木村のリリース情報が発表された後でも、発売日を動かさなかったのでは」(同)
また、香取の発売日となる元日は、オリコンの集計の都合上、2週分の売り上げが合算されるという。
「例年、年末年始の1週間だけは、ランキング発表が行われないので、この時期にリリース日を設定するアーティストは『売り上げ枚数を少しでも伸ばしたい』という思惑があるのではないかと見られます。お正月には『財布のヒモが緩みやすい』という傾向もありますしね。そういった点からも香取は発売日を元日にしたのかもしれません」(同)
そして、「木村とほぼ同時期にCDを発売することは、香取にとってノーリスク」という見方も。
「2人のネームバリューの差を含め、参加アーティストの豪華さ、さらには宣伝費用の面でも、売り上げでは木村が勝利するのはほぼ目に見えている。なので、香取からすれば、売り上げに関しては特段気にすることなく、肩の力を抜いてアルバム制作できるはずです。一方、木村サイドは『万が一売り上げが負けると目も当てられない……』という心理が働く状況にあるのでは。木村サイドの方が、相手方の売り上げや動向を意識せざるを得ないと言えるでしょう」(音楽プロモーター)
とはいえ、長らく同じグループで活動した両者が、同じタイミングでアルバムリリースとあって、ファンからすれば純粋に喜ばしい展開なはず。双方の思惑を探るよりも、作品そのものを楽しみに待ちたいところだ。