アラフォー独女、マルタ留学してみたら――28歳“日本好き”マルタ男子と出会いが!?
前述のイベントで知り合ったマルタ人との3回のデートをダイジェストでレポートします。
彼は、マルタ生まれのマルタ育ちで、ご両親が営む会社で働きながら、自分でも仕事を持っているという28歳の青年でした。欧米人はヒゲを生やす男性が多いイメージですが、彼はヒゲがなく、筆者のドストライク! さらに物腰が柔らかく、笑顔が可愛い彼を最初は好印象に思っていたのですが……!?
・1回目のデート:お鮨をごちそうされた!
Whatapp(主に欧米人が使うメッセージアプリ)で連絡を取り合い待ち合わせ、日本が好きな彼のリクエストでお鮨を食べに行きました!
私の拙い英語を一生懸命聞いて、誠実に丁寧に応えてくれる彼はとても好印象でした。ちなみに比較的物価の安いマルタですが、鮨は安くなく、でも「君の好きなモノを頼んで」と言ってくれる彼に感謝をしつつも、欧米人のデートスタイルを知らない私は「当たり前のように割勘だったらどうしよう!?」とついつい、アボカドやサーモン等の安価な鮨ばかりをオーダー。いや、おいしかったですけどね。しかし、ありがたいことにご馳走していただき、学校の寮まで送ってもらってバイバイしました。(あ~トロ頼んでおけば良かった!)
・2回目:「I like you」と言われ……
それから彼はドイツ出張に行き、私は土日を使ってシチリア島に旅行に行き、お互いの帰国日が一緒だったので、その日に会うことに。今思えば、お互い疲れているのに何もその日に会うことはなかったと思うのですが、正にそれが運命の分かれ道でした。恐らくハードな出張だったのでしょうか、彼は無精ヒゲを生やして現れました。そこで私のテンションは少し下がるのですが、食事の後の散歩で彼は追い込むように、距離を縮めて来ようとし(肩に触れたり)、しまいには「I like you」と言ってくるではありませんか。アカン……!
いや、Likeだ、Loveではない。気にすることはない。と思いつつも彼の誠実さは伝わっていたので、こちらも誠実に「勘違いだったらごめんなさい。でも私はアナタと友達でいたい(英語で)」と言いました。もちろんヒゲだけではなく、年齢差や2回目のデートで感じた考え方の違い等々も、友達でいたいと思った理由です。すると彼は「僕は君が好きだけど、君と友達になれるだけでも幸せ」と言ってくれるではありませんか!
・3回目:帰国前に最後の……
というわけで、3回目のデートはないかなと思っていましたが、なぜかお誘いをいただいたので、帰国の前にまた、和食レストランで食事をしました。マルタの物価は安いですが、平均の給料も低めで、地元の人たちあまり外食をしないようです(現に、別のマルタ人とデートをしていた友達も、食事はテイクアウトを家で食べることが多かったと聞きました)。
彼が単にお金持ちだったのかもしれませんが、筆者のような41歳の怪しい日本人を3回も良いレストランに連れてってくれたうえ、ご馳走してくれたので本当に感謝しかありません。日本好きな彼は、来年に訪日予定があるそうなので、その時はしっかりお返ししたいと思います!
というわけで、3週間のマルタ留学では1人としかデートできませんでしたが、同じ学校で2~3カ月滞在している子たちの中では、すでにマルタ人のステディがいて、日本に帰らず移住を計画中、なんて子もいました! そんな話を聞くと「あぁ、もう少しいたら何か変わったかも!?」なんて思いますが……。結局、このマルタ留学の次は、またセブに戻ることを決めた筆者です(笑)。
次回は社会人専用の学校に留学です。何か起こる気しかしません(笑)。お楽しみに!