サイゾーウーマンカルチャーファンの“都市伝説”、関係者がジャッジ! 男性アイドル すべての“オタク”に捧ぐ―― ジャニーズファンの“都市伝説”、業界関係者がジャッジ! 「重版すればまた表紙」「クレームはスポンサーへ」は本当? 2019/11/04 21:00 朝日和香 ジャニーズインタビューKing&Prince 「スポンサーにクレーム」は意味なし!? 最後に、毎日さまざまなタレントが出演する、テレビ番組の事情を聞いた。雑誌やCMに比べ、放送時間帯によっては“無名タレント”でもキャスティングされやすいように見えるが、出演者はどのように決めているのだろうか? 「ゴールデンタイムに近い番組だと、より多くの視聴者が『見たい』と思う人を出さないとダメ。視聴率に影響するので、必然的にすでに名前がある人気者を出すことになります。深夜番組だと、これから人気になりそうなタレントも出せますが、やはりある程度の実績がないと……。例えば、『武道館コンサートで客席を満杯にした』『ネットで話題になっている』『有名人が褒めている』とか、飛び抜けた特徴を持ってないと厳しいですね」(音楽番組関係者) ファンの間では、「テレビ局の人はSNSを見ないから、メールや電話で直接意見を送った方がいい」といったウワサもあるが、前出の音楽番組関係者は「それはないです」と否定。「一般の人がいきなりテレビ局に電話をしてきても、“1億分の1”の意見なので。それに比べて、ネットは何万人、何百万人の意見だから、そっちの方を見てますよ」といい、直接的なアプローチよりも、不特定多数の間接的な意見を参考にしていると答えた。 また、テレビ局だけでなく、“番組スポンサー”に声を届けるファンも少なくないが、音楽番組関係者は「基本的に効果はないと思います」という。それはなぜか。 「テレビ番組とスポンサーって、視聴者が考えているより切り離されています。テレビは“公共放送”ですし、スポンサーのために番組をつくっているわけではない。番組を“買ってもらっている”ということなので、そこまで密接な関係はないです」(同) ある程度の実績がないとテレビ出演は難しく、スポンサーに働きかけても意味がない……となると、人気も実績もないタレントを応援しているファンは、“テレビ出演の夢”を諦めるしかないのだろうか。 「テレビは圧倒的なマスと向き合っている分、良くも悪くも“後追い文化”の側面があると思います。なので、まずは応援しているタレントを有名にして、ファンを増やし、“現象”をつくることが大事。現象というのは、『ミュージックビデオが感動を呼んで、じわじわ再生数が増えていく』『中高生の間で“局地的に”話題になる』とか、そういうことでいいんです。人気や知名度だけでなく、突き抜けた何かがあれば、そのうち引っかかるかも」(同) 各業界から話を聞いてみると、どこもネットやSNSの動きを注視している様子がうかがえた。出演番組の感想を一言つぶやくだけで、タレントの未来が変わるかもしれない。ジャニーズに限らず、誰かを応援している“ファン”にとって、夢のある話ではないだろうか。 (朝日和香) 前のページ123 最終更新:2019/11/04 21:00 楽天 Mr.都市伝説関暁夫の都市伝説(6) ま、自分の好きなようにやったらいいよ! 関連記事 【マンガレポ】オタクの課金は意味ナシ!? 配信投票が謎深い「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の光と闇実は知らない“隣のオタク”の恋愛事情!? 『浪費図鑑』の劇団雌猫が解き明かす木下優樹菜、「イジメ武勇伝」炎上で“干される”? アンチがスポンサー企業にクレーム活動嵐、CMギャラはグループで「1億2,000万円」! スポンサーウケがいいのは「櫻井と松本」嵐の「5本の木」騒動でJALが謝罪!? スポンサーも辟易するファンの暴走 次の記事 JUMP、文春とインスタ動画にファン衝撃 >