“先生イジメ”はもうやめませんか? いまなお保護者のトラウマになっている「伝説の事件」
この間も、別のトンデモな親を目撃しました。ある日、娘ココが通ってる英語教室に迎えに行ったときのこと。この教室は幼稚園を間借りして小学生向けの授業を行っているんですが、敷地内で園児の母親とおぼしき人が幼稚園の先生にまくしたてていました。オレは気になって、聞き耳を立てた。すると「うちの子が砂場で押された」「悪いのは押した子」「先生からもっと注意してほしい!」 と、10分くらい同じことを言っています。先生はその間ずっと下を向くしかなく、「はい、はい」と相槌を打ってました。
これも“先生イジメ”ですよね? 幼稚園児なら“押した押された”は日常茶飯事だし、母親が「もっと注意して」と言うぐらいだから、先生は押した子に指導しているはず。それでも怒りが収まらないなら、直接押した子の親に文句を言えばいい。直接言う勇気がないから先生に八つ当たりするって、どういう神経 してるんだ? 立場の弱い人間を見つけて、理不尽に怒鳴り散らす親たち……。
そして、先日は保護者の集まりで、ちょっとタイプの違う“危ない”父親にも出会いました。その人のスマートフォンケースの裏側が十徳ナイフみたいになってるんですよ! 普段はケースに収納してるが、いざという時はナイフを出して手裏剣のように飛ばせると自慢げに見せてきました。というか、これナイフだし! 銃刀法違反なんじゃない? ヘタしたら人を殺せるものですよ。その場にいた全員が固まりました。その人の奥さんも、顔がこわばってましたね……。
とにかく、保護者も変な人が多いんですよ! ナイフ親父は違うけど、母親が先生に対して怒鳴り続けるケースが多いような気がします。というかさ、いちいち怒鳴らなくてもいいと思うんですよ。怒ってもいいけど、言い方があるでしょう。もう暴言を吐きながら相手を萎縮させるやり方をやめませんか。