なにわ男子・長尾謙杜、ジャニーズ退所の流れに!? 「卒業スペシャル」放送に困惑&否定
関西地方で放送されている夕方の情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当している。
10月30日の放送では、西畑大吾と長尾謙杜が「堺の手ぬぐい作り」の仕事に挑戦。大阪府・堺市の伝統産業を学ぶとあって、同市出身の西畑は特にテンションが高く、「さあ始まりました! “堺”の仕事を学びまSHOW~!」とタイトルコール。すかさず長尾から「ちょっと違うね!?」「企画が変わっとる!」とツッコまれていた。
まず2人が訪れたのは、手ぬぐいの専門店「にじゆら」。ここは、堺市内の染め工場「株式会社ナカニ」が手掛ける直営店である。カラフルでオシャレな手ぬぐいの中から西畑が手に取ったのは、お化けと金網が描かれた、ハロウィンらしい絵柄のもの。すると店員から、この商品は“二度染め”という技術を用いた、かなり難しい染めの手ぬぐいだと解説され、「目の付けどころがいい」と褒められる。すると、西畑は「なんで目の付けどころがいいかわかります? 僕、堺市民なんです!」と得意げな表情を浮かべ、“堺愛”をアピールした。
次に2人は、株式会社ナカニの染め工場に移動。全国トップクラスの生産量を誇る手ぬぐい専門の染め工場で、大阪で生まれた“注染(ちゅうせん)”という伝統的な手法を用いて、製造を行っているそう。注染とはその名の通り、職人の手作業で色を付けたい部分に染料を注ぎ、布地を染めていく手法で、“ぼかし”など、機械では出せない趣豊かな染色が可能なのだそう。
今回、番組用に作ってもらったオリジナルの型紙を用いて、まずは長尾が最初の工程“糊置き”に挑戦。色を染めたい部分・染めたくない部分を分ける作業だが、長尾は「簡単そうに見えて、めっちゃくちゃ難しい」と悪戦苦闘。「めっちゃ悔しい!」と口にしながら、やる気に火がついたようで、職人の手さばきを真剣に観察する長尾。2度目の挑戦で見事に成功させたところ、社長から「いつでも門戸は開いてますから!」と“勧誘”されることに。悪ノリした西畑が「(今回は)卒業スぺシャルでしょ?」と、ジャニーズ事務所を退所して職人の道へ進むのかと問うと、長尾は「違う違う!」と必死に否定していた。
その後は染料を染み込ませ、手洗い・脱水を経て、ようやくオリジナルの手ぬぐいが完成。職人から「ほぼムラなくきれいに染まってるんで、上出来だと思います。ぜひ、明日からでも(工場に)来ていただきたい」と褒められると、西畑はまた「ウチの長尾を派遣したいと思います」と悪ノリ。「ちょっと待って! 派遣!?」「違います、卒業スペシャルじゃない!」と、またも困惑する長尾だった。
放送を見ていたファンからは、「大吾くんの堺愛が強すぎる回だった(笑)」「大吾くんを堺の“観光大使”にしてください~!」「長尾くんを何としても職人にしたい西畑さんに笑った!」という声が寄せられた。
(アズマミサト)