なにわ男子、ロケ協力者に“謝罪”の事態!? スタッフからの指摘で「謝りましょう」
関西地方で放送されている夕方の情報番組『キャスト』(朝日放送)に、水曜レギュラーとして出演している関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。メンバー7人の中から週替わりで2人がロケに出て、関西のさまざまな仕事に体当たりでチャレンジするコーナー「なにわの仕事を学びまSHOW」を担当している。
10月23日の放送では、西畑大吾と高橋恭平が「たわし作り」の仕事に挑戦。しかし、高橋はコーナーの冒頭で「(たわしと)ちゃんと向き合ってないっすね……」とつぶやき、2人ともたわしにあまり興味がない様子を見せる。そんな中、和歌山県海南市にある「高田耕造商店」を訪れ、昔からの伝統技法でたわし作りを学ぶこととなった。
ここで作られるたわしは、“棕櫚(シュロ)”と呼ばれるヤシの繊維を使用しているそうで、完成品を手に取った2人は、その柔らかくしなやかな感触に驚き。西畑は「イメージと違う!」と衝撃を受け、高橋も「たわしってすごいっすね!」と大興奮。さらに、1個3,300円(税込)もの値段で販売されていると聞き、2人ともたわしに対する意識がガラッと変わったようだった。
早速、たわし作りに必要な棕櫚が採れる山へ向かう2人。“棕櫚採り名人”が同行することとなり、「虫は嫌いですか?」との質問を受けた高橋は、「大嫌いです!」と素直に答え、名人は苦笑い。さらに「クモは?」と聞かれると、「クモが一番ヤバイです……」と高橋。おじけづくその姿には、名人も爆笑していた。虫への不安を抱えつつ、2人は山道をどんどん進み、棕櫚を発見。細い木で作られた足場に登り、硬い皮をナイフで一枚一枚切り取っていく作業に、まずは西畑が挑戦。「前が見えない~」と悪戦苦闘しながらも、20分かけてなんとか1枚を採取する。
一方の高橋は、高所での作業や虫を怖がりつつも、約1分で皮を1枚採取することに成功。西畑から思わず「はっや! ウソでしょ!?」との声が漏れるが、高橋はその後さらに、1時間で40枚の皮を採取してみせたのだった。これにはスタジオでVTRを見ていたレギュラー出演者からも、「えー!?」「すごい!」と驚きの声が上がっていた。
工場へ戻り、採取した皮の繊維を整え、たわしにする工程へ進むことに。高橋はここでも抜群のセンスを見せ、スムーズな手つきで棕櫚の繊維を整えていく。西畑から「(棕櫚と)会話してる?」と聞かれると、高橋は「無言の会話してる」と返し、さらに「こいつ、俺の事好きやって」と一言。“ナルシストキャラ”な高橋らしく、たわしに対しても愛を伝えていたよう。
その後、「だいぶ神経使いますね……」と感想を述べた高橋は、「もうしんどいもん、5歳くらい若返った気分」と発言。これにはすかさず、西畑が「若返ったんや? そういうとき大体、年とんねんけどな?」と冷静にツッコミを入れ、ナルシストキャラから一転、高橋は“おとぼけキャラ”となっていた。
そして、ついにオリジナルの手作りたわしが完成。「めちゃめちゃ気持ちいいし、たくさん使い勝手がある」とたわしの素晴らしさを熱弁する西畑に対し、スタッフから「オープニングで『たわしかあ……』みたいな感じやったやん?」と指摘が。西畑が「『たわしかあ……』と思いましたよ」と認めると、「謝りましょう」と高橋が提案。最後には2人とも「すみませんでした!」と謝罪し、たわしの奥深さを実感していたようだった。
今回は特に、器用さを見せた高橋への反響が大きく、ファンからは「恭平くんすごい! こんなに器用だったとは知らなかった」「虫は怖くても作業はチャチャッとやる恭平くん、カッコよすぎない!?」「たわしと意思疎通してて爆笑した!」といった感想が寄せられた。
(アズマミサト)