ママ友LINEで「保育園行事のお手伝い」呼びかけも……「既読スルー」にイライラ爆発!
保育園のママたちは、「働くママ」が中心とは言え、フルタイムの正社員から、時短勤務の契約社員、家業の手伝いなど、勤務形態はバラバラで、生活時間帯が異なるケースも。都内で3歳になる男児を育児中の恭子さん(仮名)は保護者会役員になり、保護者会主催イベントの企画・運営を行うことになったものの、その相談メッセージを深夜に送ってくるママ友に「困っている」と語った。
「グループ内のA君のママがちょっと非常識で……。深夜0時近くにLINEでメッセージを送ってくるんです。すると、深夜まで起きているほかのママが返信したりして、雑談ならまだしも、そこでイベントの話が進んでしまっていることもあります」
LINEのメッセージを送る時間帯については、よくネットでも話題に上がる問題だ。その許容範囲に関しては、個人差が激しいという。
「うちは、朝は家族全員で6時過ぎに起きて、夫も8時には家を出ます。子どもが生まれてからは、だいたい午後11時前には寝ているので、0時にメッセージが来たときは、緊急かと思って焦りましたね。今はもう夜は通知を切っていますが、無視するわけにもいかない話題なので……」
しかし、A君のママのように0時過ぎまで起きているのが当たり前の共働き夫婦も増えている。「A君のママは、ウェブメディアのディレクターで、在宅でも仕事しているらしいんです。深夜でも会社の人から連絡が来るため、部屋も遅くまで明るくしているせいなのか、子どもが寝ないとも言っていました」と恭子さんは、怪訝そうに語った。
「ママ」とひとくくりにされがちだが、立場や環境は人それぞれで、その傾向はより強まってきている。ママたちのLINEグループチャットで飛び交う、当番制や保護者会役員の話題からは、そのことが如実に伝わってくるようだ。
(池守りぜね)