徳井義実、約1億2000万円の所得隠しで窮地! 「ド天然な性格がアダに?」3年間の申告漏れも
ニュースサイト「FNN.jpプライムオンライン」は10月23日、お笑い芸人のチュートリアル・徳井義実が東京国税局から所得隠しと申告漏れを指摘されていたことを報じた。徳井はすでに納税、修正申告を済ませているというが、一部業界関係者からは「報道を受けての初動次第では、今後の芸能活動に支障を来す可能性がある」との声が上がっている。
「徳井は吉本興業に所属していますが、報道によると、事務所からのギャラは徳井個人で設立した『株式会社チューリップ』を通して受け取っていたそうで、2012~15年の4年間に関しては、私的な旅行の費用や被服費を『会社の経費』として計上していたといいます。しかし、東京国税局はこれを経費として認めず、約2000万円の所得隠しを指摘されることに。また、16~18年の3年間は収入の申告すらしておらず、約1億円の申告漏れも明らかになりました」(芸能プロ関係者)
追徴税額は重加算税などを含め約3400万円にも及ぶと報じられているものの、徳井はすでに納税と修正申告を済ませているとのこと。現在、吉本興業は「事実関係を確認中」とコメントしているが、ネット上には「無知で済むような問題ではない」「徳井がうさんくさく見えてきた……」「立派な犯罪でしょ」などのバッシングが飛び交っている。一方、業界内からは「問題視されているのは一部分」との指摘も出ている。
「“脱税”というと、12年にタレントの板東英二が名古屋国税局から総額約7500万円の申告漏れを指摘されたことが記憶に新しいです。板東は、20年ほど続けていた頭部への“植毛代”を経費計上していたなどと釈明するも、世間から大バッシングを浴びることに。一方で、総額こそ大きいものの、徳井のように旅費や衣装代を経費として計上するケースは、わりと一般的なこと。それより問題視されている点は、“3年間も申告自体を行っていなかったこと”とみられます」(テレビ局関係者)
当然、故意に申告していなかったのであれば極めて“悪質”な行為とみなされ、徳井の芸能活動にも多大な影響が出るだろうが……。
「徳井に関しては“故意ではなかった”可能性が非常に高い、と言われています。というのも、法人まで設立しておいて申告をしないとは、普通に考えてあり得ません。本気で所得隠しをするなら、架空発注をするなどそれなりの細工をするでしょうし、申告自体しないのは『調査してくれ』と言わんばかりの行為です。一応、徳井は税理士を雇っていると聞いていますが、そもそも彼はかなり“ド天然”なタイプ……。その性格が今回、シャレでは済まないくらい最悪の形で世に出てしまったのでしょう」(同)
とはいえ、結果として徳井が“不正”したことには違いない。
「“脱税”というイメージが付きまとえば、出演番組のスポンサーが離れていく可能性も考えられますし、そうなると徳井本人が降板するなど、今あるすべての仕事を失うことにもなりかねません。ただ、それも初動次第というところでしょうか。幸い、徳井の悪いウワサを業界関係者から聞くことはないですし、一刻も早く会見を開くなり、謝罪コメントを出すなりの誠実な対応を見せれば、この窮地をうまく乗り切れるかもしれません」(同)
徳井の“第一声”はどのようなものになるか、注目が集まる。