木村拓哉『グランメゾン東京』、初回12.4%も「いつものキムタク」「カッコつけすぎ」の声
木村拓哉が主演を務める、TBS日曜劇場の連続ドラマ『グランメゾン東京』が、10月20日にスタートした。プロ野球日本シリーズの第二戦が延長になったことで、50分遅れの放送となったものの、初回平均視聴率は12.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録し、順調な滑り出しに。しかしネット上では「面白かった」との声が上がる一方で、「キムタクは相変わらずキムタクにしか見えない」「キャストに恵まれてるだけ」との指摘も散見される。
同作の主人公は、かつてフランス・パリに自分の店を持ち、ミシュランガイド二つ星を獲得したこともあるカリスマシェフ・尾花夏樹(木村)。尾花は、世界の閣僚を招いた席で料理を担当したものの、食した閣僚がアレルギー症状を起こしたことで、店も名誉も仲間も全て失ってしまう。そんな中、女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)との出会いによって、今度は東京で、世界最高峰の三つ星レストランを作る夢を追いかけるというストーリーだ。
「初回は、フランスにある三つ星レストランの実技テストを受けようとしていた早見が、ひょんなことから尾花と出会い、『三つ星を獲得できる店を一緒に出そう』と持ち掛けられるところから始まりました。その後、尾花は日本で仲間を探し始めるのですが、昔の事件の影響により難航。しかし早見のおかげで、尾花のライバルシェフ・丹後学(尾上菊之助)の元で働く京野陸太郎(沢村一樹)が仲間に加わることに。そして、店の名前を『グランメゾン東京』に決めたところまでが描かれました」(芸能ライター)
ネット上では「物語の展開が早くて面白かったし」「次からも絶対見る!」「日曜の夜に見るにはちょうどいいドラマ」といった好意的な声が多数上がったが、一方で木村に関しては厳しい声も見受けられる。
「放送前から、一部ネット上では『キムタクはまた天才役か』『また同じような役だよね』など、木村に対するネガティブな意見が飛び交っており、放送直後にも『いつものキムタク』『演技がワンパターン』『かっこつけすぎてて逆にダサい』との声が噴出していました。また、初回視聴率12.4%を記録したことについては、鈴木、沢村、尾上ほか、Kis-My-Ft2の玉森裕太、及川光博らの豪華俳優陣が脇を固めていることから、『ほかのキャスト目当てで見てる視聴者は多いはず』など、暗に『木村の実力ではない』と指摘する声も上がっているようです」(同)
さらに「キムタクは、料理よりも、もっとほかに力を入れるところがあるのでは」との声も聞こえてくる。
「木村が制作発表会見で、作中に出てくる料理は“全て自分で作っている”と話し、話題になっていましたが、ネット上では『それって必要あるの?』『お金がかかりそう』など、不評のようです。次回以降、本格的なフレンチが多く登場するとなると、再び批判が増える可能性もあるかもしれません」(同)
とはいえ、まだドラマは始まったばかり。これから、どんな展開となるのか、注目していきたい。