嵐・大野智、19年越しでMV撮影スタッフに“文句”!? 「時間かかった」「忘れない」と恨み節
嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が、10月17日に放送。この日は番組冒頭で、同月16日に発売されたミュージックビデオ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』について、嵐メンバー自ら“思い出”を語る一幕があった。
まずは松本潤が「20年間のシングル、『A・RA・SHI』(1999年)から始まり、『君のうた』(2018年)まで、(ミュージックビデオが)63本全部入ってます!」と内容を説明し、「見るの大変よ」とニヤリ。ほかのメンバーからも、「1日じゃなかなか厳しい」「まあ、20年だからね」といった声が飛んでいた。
続いて、櫻井翔が「それぞれどんな作品が思い出に残っているか」メンバーに話を振ると、松本は「さっき見返して『これ覚えてるな』って思ったのは、『言葉より大切なもの』(03年)」とコメント。この楽曲は、二宮和也が主演を務めたドラマ『Stand Up!!』(TBS系、03年)の主題歌で、松本は同ドラマの撮影現場を訪れたことがあるそう。「控室みたいなところでドラマの出演者、それこそ(小栗)旬とか、山P(山下智久)とか、みんないた」といい、楽曲を聞くことで思い出す風景があるよう。
大野智は「最初の頃の方が覚えてるな」と明かし、「台風ジェネレーション」(00年)のMVで披露した“リーゼント”について、「結構、時間かかったんだよね」と回想。「1パターンやって、リーゼントにして、また戻して……そりゃあ忘れないよ!」と、19年越しにスタッフへの“文句”が飛び出した。
さらに、二宮が「P・A・R・A・D・O・X」(13年)を挙げると、櫻井が「取られた~!」と嘆く。二宮が「振り付け含めて、めちゃくちゃ覚えている」と語ると、「NYで振り付けしたんですよね」と櫻井が補足。続いて大野が「外国の方の、ビヨンセとか世界のトップスターの振り付けをなさってる方」と振付師を紹介しつつ、「僕の10個下」と告白。これにはメンバー全員が驚いたようで、「衝撃でしたね」(櫻井)「朝7時からしごかれました」(大野)と、苦々しく語っていた。
最後は相葉雅紀が、「後悔してる」という理由で、「ハダシの未来」(03年)を挙げる。なんでも、「ホテルの中で(MVを)撮ってた。で、『ふざけてください』って監督に言われて、枕を持って投げつけたの。そしたら、ホテルの備品が壊れた」とのことで、撮影中にハプニングが起こっていたよう。周囲からは笑い声が上がっていたものの、相葉自身は「ものすごく後悔した……」と、反省の表情を浮かべるのだった。
このトークにファンからは、「それぞれの曲に思い出があって素敵! MV見るのがますます楽しみだ~!」「改めて、20年分の楽曲って本当にすごい。嵐の歴史を噛みしめたい」「もう何年も前のことなのに、はっきり覚えてるのがすごい(笑)」といった声がネット上に寄せられていた。
(福田マリ)